『時短料理』を、あなたはどう考える? 料理研究家がバシッと回答
「料理したいけど、時間がない!」というときに役立つのが『時短料理』。
本来の工程とは異なるものの、さまざまなテクニックを使って、素早く作れるのが魅力です。
YouTubeやInstagramで料理のレシピを紹介している、料理研究家のリュウジ(@ore825)さんが、時短料理についての意見を発信しました。
きっかけは、リュウジさんに届いた、このような質問でした。
めんつゆなどを使った時短料理が流行ると、日本の手間暇をかけた食の文化が壊れてしまいます。やめてください。
時短料理はサクッと手軽に作れて便利ですが、工程を簡略化していたり、食材を別のもので代用したりと、本来のレシピとは違った形で作ることになります。
質問者は「できあがる料理は、本来のレシピで作るものとは違うため、日本の食文化が損なわれてしまうのではないか」と考えたようです。
この意見に対し、リュウジさんは次のように回答しました。
そんなの、ぶっ壊せばいいんですよ。
手間暇をかけるというのは、手段であり、目的ではありません。
伝統的な調理法も、元はその時代にあったもので『おいしさ』を求めた結果です。
ならば、私たちも時代に合った調味料や調理器具で『おいしさ』を探しましょう。
100年後には、今の流行りの食事が、伝統的な食文化になっていますよ。
Q.めんつゆ等を使った時短料理が流行ると日本の手間暇かけた食の文化が壊れますのでやめてください pic.twitter.com/Jz0hEm2BSf
— リュウジ@料理のおにいさんバズレシピ (@ore825) January 23, 2023
料理において手間暇をかけるというのは『手段』であり、料理のおいしさを求めた結果だと考えるリュウジさん。
じっくりと料理するのも好きだけれど、手間暇をかけることは、必ずしも料理のおいしさには直結しないとしています。
リュウジさんの主張に対しては、6万を超える『いいね』のほかに、さまざまな反応が寄せられました。
・時短料理によって生まれた時間で、自分の時間を楽しめたら有意義ですよね。
・特別な日の料理は手間暇かけて、普段は時短料理でいいじゃない。
・家では時短料理がいい。手間暇かけた料理は、外食でお金を払って楽しめばいい。
・時短は文明の発展と知恵と技術の蓄積。手間暇かけるのは作る側の楽しみ方の1つ。
・『壊す』というのは少々過激ですが、時代に合ったやり方を作り出すのも、人間の知恵だと思います。
おいしい料理を楽しむことは、多くの人の願いですが、料理の過程をどのようにとらえるかは、人それぞれ。
時間をかけて作った料理を楽しむことも、時短料理によって生まれた時間を楽しむことも、時と場合に応じて選び分けるとよいかもしれませんね。
[文・構成/grape編集部]
出典 @ore825
コースケ11・☆
1/30 22:22
時代とともに変化するのが文化だもんね!、レコードからカセットテープ、CD、通信端末と変化したり※、今でもレコードやテープのアナログ音質が好きだってファンが有る様に!そこは個人の趣向だろね!?※ダシも昔は鰹節や昆布から煮出してたのが粉末ダシに成った!けど今も鰹節や昆布で作る家庭や店がある!、そうやってどちらもそれなりに共存してくのだろなあ※
トリトン(♂)(皆様のおかげさまで熱は完全に引きましたありがとうございますま?)
1/30 20:34
めんつゆたすかりますねめんつゆにうどんを熱々にゆがいて釜揚げうどんや薄めてかけうどんにめんつゆに卵を溶いて玉ねぎなしの玉子丼とかね。
いち(
1/30 20:02
めんつゆて、そんなに時短になる?本だしと醤油でええわ。