泥酔女性、動物園の柵を越えライオンに手を噛みちぎられそうに(露)

ロシア連邦、沿海地方南部ウスリースクの動物園で最近、泥酔状態の女性がオスのライオン“アリストロ(Aristo)”に襲われた。

襲撃の様子を捉えた監視カメラの映像では、女性がフラフラと檻のそばに近付き、ライオンがいる目の前で止まると柵に左脚をかけているのが見て取れる。ところが女性はバランスを崩してそのまま柵と檻の隙間に転落、檻の中にいたライオンに襲われた。

女性は近くにいたスタッフらによってライオンから引き離されたが、転落した直後にライオンに手を噛みちぎられそうになり、応急手当てを受けた後で病院に運ばれた。

動物園はその後、事故の詳細についての声明を発表、「凍えるような寒さの中、女性は泥酔状態でライオンを挑発し、手に怪我をした」と記し、こう説明した。

「事故が起きる前、女性は動物園から退去するよう警告を受けていた。ライオンの攻撃は、女性がスタッフから逃げるようにして立ち去った直後に起きた。」

さらに園側は、女性が乗り越えた柵から1メートルも離れていない場所に、柵内への立ち入りを禁止する警告プレートが掲げられていたこと、スタッフが柵を乗り越えようとする女性を止めようと大声で叫びながら駆けつけたことも明らかにしているが、「全ては一瞬にして起きた」と為す術がなかったことを主張した。

この事故については当局が捜査しており、園側は「非常に深刻な状況。女性のことは心配している。彼女が手を失わずに済むことを願っている」と述べるとともに、飲酒下で同園を訪れないよう注意喚起した。

ちなみにこの動画には、「自業自得」「愚か。極寒の地であったことが幸いしたよ。ライオンの動きは鈍かっただろうからね」「ロシアのウォッカは強いからね。クレイジーなことも起きるんだろう」「動物園が注意喚起するくらいだから、きっと酔ったまま来園する客が多いのだろうね」「フェンスは1メートルくらいだよね。低すぎないか?」「手を失わずにすむといいね」「生きていたことを感謝しないとね」「ライオンが無事だったことを祈るよ」といったコメントが寄せられている。

なお同様の事故は過去にも起きており、昨年5月にはジャマイカでライオンの檻に指を突っ込んだガイドの男性が来園客の目の前で指を噛みちぎられていた。

画像は『The Mirror 2023年1月23日付「‘Drunk’ woman mauled by lion after climbing fence at zoo into big cat’s enclosure」(Image: social media /e2w)』『The Daily Star 2023年1月23日付「Drunk woman’s miracle escape as she’s mauled by lion after climbing into zoo enclosure」(Image: ussurzoo, /e2w)』のスクリーンショット

(TechinsightJapan編集部 A.C.)

2023/1/26 9:02

この記事のみんなのコメント

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  • ↓トリトンさん、厳しいですね(汗)ま、でもその通りなんですけとね(笑)

  • トリトン

    1/26 17:09

    中国のサファリパークで社外に出た奥さんをライオンに連れ去られそれを追おうとした旦那も連れ去られたことも馬鹿は死ななきゃ治らないのだよね。自業自得だね。

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