「リエゾン」第1話、山崎育三郎の演技に「本気度が目に見えて凄い」、「作り手が真摯であり真剣」制作スタッフにも賛辞
山崎育三郎主演の金曜ナイトドラマ「リエゾン-こどものこころ診療所-」が1月20日放送。山崎さんの演技に「本気度が目に見えて凄い」など絶賛の声が上がるとともに、「真剣であることがちゃんと伝わる」など制作スタッフへの賛辞も送られている。
「モーニング」(講談社)連載中の同名漫画を原作に、郊外の児童精神科クリニックで、自らも発達障がいをもつ院長と研修医の凸凹コンビが、発達障がいをはじめとした様々な生きづらさを抱える子どもとその家族に、真っすぐに向き合い、寄り添っていくヒューマンドラマとなる本作。
「さやま・こどもクリニック」の院長で自身も発達障害(ASD)をもち、毎朝決まったルーティーンをこなしチェロが趣味の佐山卓に山崎育三郎。
寝坊、遅刻、忘れ物が日常茶飯事のドジな研修医で、ミス連発のうえ、重大な事故に繋がり兼ねない失敗までしたため、教授から医者になることは諦めろと言われてしまう遠野志保に松本穂香。
さやま・こどもクリニックの臨床心理士で、クリニックで働きながら、小学校で先生や生徒の相談を受けるスクールカウンセラーも勤めている向山和樹に栗山千明。
富士見坂訪問看護ステーションで働く看護師・川島雅紀に戸塚純貴。元小学校教師の言語聴覚士で、妹分として志保を可愛がる堀凛に志田未来。さやま・こどもクリニックの受付担当で、ワケあってシングルマザーとなり産休明けで職場復帰した市川渚に是永瞳。佐山卓の叔母でかつて小児科・心療内科「りえ・こども診療所」を営んでいた佐山りえに風吹ジュンといったキャストが出演。
※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
大学病院の小児科で研修を受けていた志保は、遅刻をして教授に呼び出される。しかし教授は遅刻したことを怒るのではなく、志保が犯した重大な医療ミスにつながり兼ねない事柄について指摘、志保に医者になることを諦めろと告げる。
ショックでがく然とした志保は、かつて幼い頃に住んでいた郊外にある小児科・心療内科の「りえ・こども診療所」に向かっていた。そこは幼少期の志保が院長の佐山りえに優しく対応してもらっていたところだった。ところが志保がたどり着いた先は「さやま・こどもクリニック」…りえはすでに他界しており、佐山がクリニックを継いでいたのだった…というのが1話のストーリー。
放送後には「山崎育三郎さんのドラマの本気度が目に見えて凄い!」「難しいお芝居なのにいっくんやっぱり上手い」「佐山先生の優しさと凸凹ならではの行動?表現も、さすが育さん」「あの優しいお顔を見て、声を聞いて、胸いっぱいで眠りにつけるこれからの約3ヶ月…幸せ以外の何物でもありません」など、山崎さんの演技を讃える声がタイムラインに溢れる。
また「作り手が真摯であり真剣であることがちゃんと伝わるドラマだった」「とても暖かくて優しいドラマだった。子役さんも俳優さんも役に真摯に向き合ってる」など、作品のクオリティを高く評価する声も上がっているほか「障害の有無に関わらず、子供との接し方、勉強になりました」「リエゾン、家族で見てほしいドラマ」「もっとたくさんの人に観てもらいたい」などといった感想も数多く寄せられている。
【第2話あらすじ】
志保は「さやま・こどもクリニック」で研修することに。そんなある日、川島が佐山のもとに相談にやってくる。川島が訪問介護を行っているうつ病患者の滝川治(岡田義徳)は、小学4年生の娘・悠里(浅田芭路)と2人暮らしなのだが、どうやら悠里は学校に行っていないようで、また発達障がいの疑いもあるという。志保は佐山の指示で、川島とともに滝川の家を訪ねる…。
「リエゾン-こどものこころ診療所-」は毎週金曜23:15~テレビ朝日系で放送中。
(笠緒)