満席でも確保可能?覚えておきたい「新幹線予約のウラ技」とは?

 コロナ禍直前の19〜20年の年末年始以来の混雑が確実視されている今年の帰省ラッシュ。ピーク時の29〜30日、Uターンラッシュの2〜3日の新幹線の乗車率は軒並み100%を超える予定で、ギュウギュウ詰めの自由席での立ち乗りを覚悟している人も多いはずだ。

 だが、諦めるのはまだ早い。新幹線の場合、飛行機のようなキャンセル待ちの仕組みはないが、同じように空席が発生することは決して珍しくない。あまり知られていないが、このタイミングを上手く狙うことで指定席を確保できる可能性が大幅に上がるというのだ。

 

「まずは出発予定日の10〜15日前。旅行会社がツアーやパッケージプラン用に確保していた分のうち、余った座席をキャンセルするので繁忙期でも一時的に空席が発生やすいです」(鉄道ジャーナリスト)

 ただし、すでに帰省ラッシュは目前に迫っている。今後の参考にはなりそうだが、今回の年末年始には到底間に合いそうにない。

「実は、出発2〜3日前にもキャンセルが多く出ます。新幹線や特急の出発2日前から乗車券は220円、指定席券は340円のキャンセル料がそれぞれ発生するからです。そして、出発当日にも急な予定などで乗車できない方がキャンセルすることが結構あります」(前出・鉄道ジャーナリスト)

 キャンセルが出るタイミングは分かったが、座席の混雑状況はどう確認すればいいのか?

「『JRサイバーステーション』というサイトがあります。ほぼリアルタイムに空席情報が反映されるため、マメにチェックするのがポイントです。もし満席を示す【×】から若干空席ありの【△】に変わっていたら即購入しましょう。でも、『みどりの窓口』や自動券売機は混雑が予想されるため、『えきねっと』や『EX予約サービス』などの公式販売サイトを利用するのがオススメです」(前出・鉄道ジャーナリスト)

 必ず指定席が確保できるとは限らないが、試してみる価値は大いにあるはずだ。

2022/12/26 6:00

この記事のみんなのコメント

1
  • ***

    12/27 13:02

    私は始発駅なんでね。余裕もって駅に行き自由席ですわ\(^-^)/自由だから好きな席取れるし

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