道端に落ちていた白い毛玉 拾ってみると鳥のヒナと判明(豪)

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白い毛玉を見つけたのは豪ビクトリア州ブライトン在住の男性で、散歩をしていたところ通りかかった木の下に真っ白でフワフワの毛玉が落ちているのを発見した。その毛玉のことが気になった男性が近づいてよく見てみると足が生えており、さらには目や口ばしも付いていたのだ。

どうやらこの白い毛玉は鳥のヒナで、木の上にあった巣から落ちてしまったようだった。男性は近くに鳥の巣がないか、親鳥がいないかと探し回ってみたが見つからなかったので、同地域にあるボノロン・ワイルドライフ自然保護区(Bonorong Wildlife Sanctuary)に連絡し保護を依頼した。

同保護区により保護され“ポッド(Pod)”と名付けられたこのヒナは、オーストラリアガマグチヨタカ(Tawny Frogmouth)のヒナであると判明した。オーストラリアガマグチヨタカはオーストラリアやタスマニアに生息する鳥で、じっと直立した姿勢で木の枝に擬態することで知られている。頭部が大きく夜行性であることからよくフクロウと間違われやすいという。

保護されたポッドの健康状態をチェックするためスタッフが小さな秤にポッドを載せると、体重はわずか20.24グラムだった。片手に収まり目を閉じて眠るまん丸な姿はとても鳥のヒナのようには見えず、スタッフはFacebookで「この可愛い小さな毛玉は何か分かりますか? コメント欄で答えてね」とポッドの写真とともに投稿した。

多くの人はオーストラリアガマグチヨタカのヒナを初めて見るようで、コメント欄には「お化粧用のパフみたい」「トトロに出てくるススワタリの白いバージョンみたいだ」「うちのベッドの下にあるほこりに見えるよ」など驚きの声や、「今まで見てきた中で一番可愛い」「毛玉に口ばしが付いているよ!」「なんて可愛いの」と愛らしい姿に癒される人もいた。

オーストラリア博物館(Australian Museum)によると、基本的にオーストラリアガマグチヨタカは繁殖期にヒナを1羽しか育てないと言われ、ポッドの両親は大切な我が子がいなくなってしまい嘆いているだろう。しかし巣を見つけることができなかったので、ポッドはこのまま同保護地区で大きくなるまで過ごし、最終的に野生にかえされる予定だ。

なお今回は本物のヒナだったが、2020年にはイギリスで芝生にうずくまるフクロウのヒナを保護しようとした女性が近づいてみるとただのキノコだったことが分かり、SNSで大勢の笑いを誘っていた。

画像は『Bonorong Wildlife Sanctuary 2022年11月13日付Facebook「Monday guessing game: Can you tell what this cute little fluff ball is?」』のスクリーンショット

(TechinsightJapan編集部 iruy)

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  • 11/29 5:01
  • Techinsight japan

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この記事のみんなのコメント

1
  • あきひろ

    11/29 8:07

    命を大切にしてて偉いね〜

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