Snow Man・ラウール、メンノン卒業理由をようやく説明…その背景にある“事務所への疑念”とは

 2年連続の『NHK紅白歌合戦』出場を決めたことも話題のSnow Man。その最年少メンバー、ラウールが男性ファッション誌「MEN’S NON-NO」(集英社)を今夏ひっそりと卒業したことがさまざまな憶測を呼んでしまったようだ。

 身長190センチ、股下96センチの抜群のスタイルを誇るラウールは、2020年7月9日発売の8月号から「MEN’S NON-NO」の隔月レギュラーモデルに就任。ジャニーズでは、Hey! Say! JUMP・中島裕翔に続く2人目の“メンノンモデル”となった。

 今年6月には山本耀司によるメンズブランド「Yohji Yamamoto POUR HOMME(ヨウジヤマモト プールオム)」のショーで“パリコレデビュー”を果たし、9月に開催された『第35回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2022 AUTUMN/WINTER』でも同ブランドとのコラボステージに登場するなど、モデルとしても躍進しているラウールだったが、その中で突然の「MEN’S NON-NO」卒業があった。

「今年7月8日発売の8・9月合併号には事前予告なく、『隔月のレギュラー出演は今号でラスト』と小さく掲載。これにファンからは『卒業ってこと?』『隔月ラストってことは毎月になるってこと? 不定期ってこと?』など当惑の声が多数上がりました。メンノン公式サイドも特に言及しておらず、“卒業”と謳っていないため、ほのかに期待を寄せていたのですが……」(アイドル誌記者)

 状況がわからないまま数カ月経った11月26日、Snow Manの公式ブログ「すの日常」が更新され、ラウール自ら「MEN’S NON-NO」レギュラーモデルの件について説明があった。

「ラウールさんによれば、学業を優先させたいため、自らの意思で事務所と掛け合い、卒業を決めたとのこと。19歳のラウールさんは今年4月に早稲田大学人間科学部・健康福祉科学科の通信教育課程(eスクール)に入学したばかり。Snow Manとしての活動が多忙なため、個人仕事をセーブして少しでも時間をつくりたかったのだろうと思われますが……。このタイミングでの説明というところに、疑念の声も少なからず出ていますね」(同)

 一体どういうことか。

「なにわ男子の道枝駿佑さんが12月9日発売の2023年1・2月合併号から『MEN’S NON-NO』のレギュラーモデルになると、前日の11月25日に発表されたところだったんです。身長179センチの道枝さんはこれまでもたびたび同誌に登場していましたし、今年の5月号では単独で表紙も飾っていたので順当というところですが……『週刊文春』(文藝春秋)の一連の報道で、藤島ジュリー景子社長がなにわを押していること、ジュリー社長の高校生になる娘が道枝さんのファンで事務所のSNS戦略にまで意見しているとされたことから、道枝さんの抜擢のウラに社長母娘のプッシュがあったのではという見方が出ており、ジュリー社長との対立で退社したとされる滝沢秀明・元副社長が押していたSnow Manのラウールさんは、事務所内政治によって“外された”のでは、との憶測が広がっていたんです。ラウールさんはこの状況を知って、誤解を解く必要があると感じたのでしょう。卒業は自分の意志だったとの説明に『やっぱり学業専念だったんだね』『安心した』など納得するファンが大半でしたが、『終わり方があれだったしモヤモヤする』『みっちーは悪くないけど事務所を信用できない気持ちもある』といった声も少なからずあるようです」(同)

 レギュラー卒業から4カ月以上経ってからの説明となったのは、確かにいろいろと憶測を呼びそうだ。

「一部では、ラウールさんの“卒業”にあたって特集が組まれなかったことや大々的な発表がなかったことを不審がる声も出ていますが……。専属モデルなら確かにそうやって送り出しますが、ラウールさんはジャニーズ事務所所属という立場で隔月のレギュラーモデルを務めていたというだけなので、卒業特集がないのはそこまで不自然ではありません。事前に予告できなかったのも、事務所側の意向もあるでしょうしね」(雑誌編集者)

 羽生結弦選手も、早大人間科学部・人間情報科学科の通信教育課程を、在籍できるギリギリとなる8年で卒業。爆発的なCDセールスを誇り、さまざまな広告にも起用されるなど人気絶頂のSnow Manは、現在も全国8都市のアリーナツアーを敢行中で、『紅白』を筆頭に年末の特番にも引っ張りだこなだけに、学業との両立は大変だろう。ジャニーズ事務所の一連の騒動さえ起きていなければ、ファンはもっと冷静に受け止められたのだろうが……。

2022/11/28 9:00

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