板垣李光人&北村匠海、“叶えたい願い事”が一致 身長サバ読み?「バレないバレない」

アニメーション映画『かがみの孤城』(12月23日公開)のプレミアイベントが24日、都内で行われ、声優を務めた當真あみ、北村匠海、吉柳咲良、板垣李光人、横溝菜帆、梶裕貴、宮﨑あおい、メガホンをとった原恵一監督が出席した。

映画の内容にかけて「もし願い事を1つ叶えるなら?」という質問が出ると、北村が「身長を184センチまで伸ばしたい。小栗旬さんが184センチなんですよね。小学生の時、小栗旬さんと共演した。願いが叶うなら、あれくらいのタッパがほしい」と告白した。

現在の身長は「高校生以来、計っていないので正確にはわからない」が、「175から178センチ…ニョロニョロって感じでやらせていただきたい(笑)。それくらい見栄をはらせて」と苦笑。「男性は30歳くらいまで伸びるらしいので、いけるのかな?と思いつつ…まぁいけないんですけど(笑)。でも牛乳飲んでいます」と語った。

続く板垣も「僕もあと3、4センチ伸びないかな?」と北村と同じく身長が伸びてほしい願望を吐露し、「この前整体に言って計ったら1センチくらい伸びていた。165センチなんですが、168、169センチくらいあれば170センチと言ってもバレないと思う」と明かすと、北村が「バレないバレない」とサバ読みを肯定。「僕、今25歳ですけど最近よく『身長伸びた?』と言われるのでまだ大丈夫」と北村が板垣を励ますと、「じゃあ希望を持って」とほほ笑んだ。

2018年に「本屋大賞」を受賞した辻村深月氏によるベストセラー小説が原作。学校での居場所を失くし、部屋に引きこもっていた中学生・こころが、ある日“鏡の中の城”に吸い込まれ、見ず知らずの中学生6人とともに「城に隠された鍵」を探すミッションに挑む…というストーリー。

1000人以上が参加したオーディションで主人公こころ役を射止めた當真は「最初は驚きました。でも原作も好きで、アニメも好き。好きな作品で声優として関われるのは本当にうれしい。オーディションのことを話していたので、合格と聞いたらすぐにお母さんに連絡した。『よかったね』と一緒に喜んでくれました」と語った。

どこか浮世離れした雰囲気の少年・スバルを演じた板垣は「本格的な声優は初めて。周りの方は声優経験豊富で、その中に初心者が入ったのですごく緊張感があった。監督から『いつもの感じでいいよ』と言ってもらえたので、肩の力を抜いて演じることができた」とアフレコを回想。スバルは自身に似ており「テンションの感じが近いのでそこはやりやすかった」と語った。

北村はサッカー少年・リオンの声を担当。「25歳の僕が中学生のリオンを演じるのは1番のネックだった」と不安を明かし、「でもマイクテストをやっていく内に原監督が『そのままでいいよ』と言ってくれたので、ありのままで演じた。自分のままの瞬間もこの映画には入っている」と紹介した。

北村のアフレコは約4時間で終わったが、最後まで休憩はとらなかったという。北村は「声の仕事って、向かっていかなきゃいけない感情の振り幅がある。特にこの作品は止まってはいけないと思ったので。最後まで1度も座らずにマイクもそのまま、戦いながら演じました」と説明した。原監督が「ずっと立っていたよね、高倉健さんみたいに」とコメントすると、名俳優に例えられ「光栄です!」と喜んだ。

2022/11/24 21:18

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