昭恵夫人、おもしろうてやがてかなしき……安倍晋三元首相の亡き後は

今週の注目記事・第1位「安倍晋三『光と影』」(『週刊文春』10/6日号)

同・第2位「傷心『安倍昭恵さん』が『義母の介護』『UZU閉店』『記念館設立』」(『週刊新潮』10/6日号)

同・第3位「国論を二分した男 安倍晋三の真実」(『ニューズウィーク日本版』10/4日号)

同・第4位「中畑清(69)読売記者との4年愛と中絶破局」(『週刊文春』10/6日号)

同・第5位「ロシア国民30人に聞いた『プーチン』への本音」(『週刊新潮』10/6日号)

同・第6位「エーザイ『夢の認知症薬レカネマブ』開発者が語る秘話」(『週刊現代』10/8日号)

同・第7位「半年でアナ6人が退社 東北放送社長の言い分」(『週刊文春』10/6日号)

同・第8位「『伊達公子』に叱られた! 格闘技観戦で試合棄権『大坂なおみ』はアスリートか」(『週刊新潮』10/6日号)

同・第9位「『ダイアナ妃』も登場!『チャールズ国王』が気を揉む『ヘンリー王子』回顧録で『カミラVS.メーガン』勃発」(『週刊新潮』10/6日号)

同・第10位「雅子さま『本当のご体調』」(『週刊文春』10/6日号)

同・第11位「『白鵬マネージャー』失踪事件に新展開 債権者が告白『彼は私から3億円引っ張って消えた』」(『週刊新潮』10/6日号)

同・第12位「スノーピーク女性社長(34)を妊娠させた既婚男は何者か」(『週刊文春』10/6日号)

同・第13位「廃墟と化した森友学園の今」(『フライデー』10/14日号)

同・第14位「ラグビー日本代表が同棲中に別の女性と“結婚”していた」(『週刊文春』10/6日号)

同・第15位「『中森明菜だ』けじゃない『紅白歌合戦』隠し玉にライバル『松田聖子』『矢沢永吉』」(『週刊新潮』10/6日号)

同・第16位「芦田愛菜は医学部進学ではなかった」(『週刊文春』10/6日号)

同・第17位「愛妻は『航空会社勤務』村田兆治暴行で逮捕のなぜだ」(『週刊文春』10/6日号)

【巻末付録】現代のSEXYグラビアを採点!

 

 

 ポストが今週の金曜日発売。グラビア採点は現代だけになる。

 最初は、誰しもが? と思った「マサカリ投法」で知られる村田兆治(72)が羽田空港の保安検査場で逮捕された“事件”。

 文春によると、北海道のプロ野球OBのイベントに参加するために急いでいた村田は、携帯電話を持っていたため何度も金属探知機にひっかかり、女性検査員に注意され、激高、肩を突き飛ばしたため逮捕されたというのだ。

 私も何度か経験があるが、空港の検査官というのは、どこの国でも横柄で、時には怒鳴りたくなることがある。村田の場合、逮捕されたのだから、よほどのことがあったに違いない。そうでなければ、これほどの大物を逮捕するわけはないと思う。もし見せしめのためにやったとすれば、村田が可哀そうである。

 苦労人だが、唯我独尊(いい換えれば偏屈)の性格のため、ついたあだ名が「昭和生まれの明治男」。これだけの実績があるのに監督のオファーはこなかったが、子どもたちに野球を教えるボランティアには熱心で、子どもたちにも人気があったそうだ。

 奥さんは2歳年上の元航空会社勤務で、村田の辛い時期も面倒を見てくれていたそうだが、最近は、一緒に暮らしていないというのである。

 こういう人間は、夫婦といえども、一緒に暮らしていくのが難しいのか、最近は豪邸で一人暮らしだそうだ。

 お次は、どうでもいい話だが、芦田愛菜(18)というタレントが、医学部へ進学するといっていたのに、本当は歴史が好きになり、進路を変更していたというのである。

 彼女は現在、慶應義塾女子高等学校の3年。彼女自身が「病理医」になりたいと公言していたこともあって、「医学部への内部進学が決まった」と報じられたそうだ。

 だが文春が調べてみると、医学部へ入るために必須の「化学」を履修していなかったというのだ。

 まあ、タレントと大学生の二足の草鞋では、時間の取られる医学部はハナから頭になかったのではないか。

 テレビに出ていれば、ちょっと頭がいい奇麗な大学生でチヤホヤされるし、CMの数も多いそうだから、我が世の春だろう。
 それを自ら捨て去るという決断は、もし本人が望んでも、周囲が黙っていまい。20過ぎればただの人にならないようにね、愛菜ちゃん。

 さて、もう紅白の季節か。昨年は視聴率も悪く、今年も悪ければ、前田会長は「打ち切りもある」といっているようだから、スタッフ一同必死で挽回策を考えているのだろう。

 といっても、今さら起死回生があるはずはない。歌も踊りも二流のアイドルか、見飽きたジジババ懐メロ歌手ばかりだから、目先を変えるしかないのだろう。

 狙っているのは新潮によれば、20年ぶりに活動を再開するらしい中森明菜。去年は娘の死で出演しなかった松田聖子を明菜にぶつける。デビュー50周年を迎えた矢沢永吉といったところを目玉に考えているというのである。

 まあ、どんなに頑張っても、番組には人間と同じように寿命というものがある。とっくに寿命が尽きている紅白は、あと2、3年で消えていくと思う。

 そうだいい考えがある! 今年NHKは、「紅白はあと3年で終わります」と宣言すればいい。そうすれば、あと3回で見納めかという茶の間のジジババが挙って見るのではないか。

 どうかな? NHKはそれぐらいのことを考えたらどうか。

 これもひどい話である。ラグビー日本代表選手が、同棲していて結婚を約束したと思ったら、里帰りしている間に、故郷の女性と結婚してしまっていたというのだ。

 この男、トンガ出身のシオサイア・フィフィタ(23)。彼は高校1年の時に来日し、現在は花園近鉄ライナーズで活躍し、来年のW杯ではエース候補だそうだ。

 同棲相手とは京都の繁華街で、フィフィタから声をかけ、去年から同棲生活を始めたという。

 7月にトンガへ一時帰国したが、その前に彼女にプロポーズしたそうだ。だが帰国すると、急に「別れたい」とLINEを送って寄こしたというのだ。

 困った彼女は、フィフィタの代理人を自称する男に助けを求めたが、「鍵を返せ」といわれ、体調を崩して遅れると、「大阪湾に沈める」と脅されたそうだ。まるでヤクザのようなやり口である。

 彼女がフィフィタのフェイスブックを見ると、ステータスが「既婚」になっていたという。

 これが事実なら、こんな男がW杯に出ることを許してはいけないと思う。フィフィタはこの問題について、彼女はもちろんのこと、ラグビーファンにも丁寧に説明すべきだろう。

 今週の第13位。フライデーが廃墟と化した大阪府豊中市にある森友学園の今を掲載している。

「瑞穂の國記念小學院」という看板は残っているが、草木は伸び放題、フェンスは傾き、まさに三橋美智也の『古城』の中の「たたずみおれば身にしみて あ々空行く雁の声悲し」である。

 そうだ! ここに安倍元首相の銅像でも建てたらどうか。彼の“遺徳”をしのぶにはこれほどいい場所はない。

 これから首相になる人間はみなここへ来て、彼の犯した間違いを思い起こし、二度と繰り返すことのないよう誓うのである。

 安倍昭恵さん、このアイディア、採用しません?

 さて、アウトドアの総合メーカーで、2021年度の売上が250億円になる「スノーピーク」の女性社長が「既婚男性との交際及び妊娠」を理由に、辞任したと文春が報じている。

 山井梨沙、34歳がその人だそうだ。

 もともとこの会社は、新潟県三条市で金物問屋をやっていたそうだ。山井の父親が二代目で、売り上げを伸ばし、社名も改めた。

 彼には娘と男の子がいたが、父親は娘を後継者に選んだ。その目に狂いはなく、彼女は業績を延ばし、コロナ禍でも順調だったという。

 その彼女が不倫で妊娠して辞任。文春によると、相手は「一緒に仕事をしたデザイナー」だという。

 潔いといえば潔い。アウトドア会社ということで、イメージダウンになることを恐れたのかもしれない。

 知らぬ存ぜぬで逃げてしまう経営者が多い中で、見事な引き際である。

 彼女の後を引き受けたのは、父親だという。

 ところで、先週、新潮が報じた、白鵬のマネージャー近藤将大の失踪騒動に新展開があったという。彼には白鵬、あるいは宮城野部屋の資金1億円を持ち出したとの疑惑もあったが、方々から10億円にも上る借金をしていたと今週の新潮が報じている。

 債権者でパチンコ店の営業イベントなどを手掛ける会社を経営するA社長がこう語っている。
A社長の企画したパチンコ店のイベントに白鵬を呼んだことをきっかけに近藤と出会い、ギャンブルの話などを通して親交を深めたという。

 しかし2020年8月に、近藤がA社長の資産を「運用したい」といい出し、彼を信用して
いたA社長は20回にわたって合計3億円を超える金を融資したという。しかし、今年7月1日に会ったのを最後に、近藤と連絡がつかなくなったというのだ。

 彼は野球賭博に入れ込んでいたそうだ。それで莫大な借金を抱えたのではないかというのである。

「近藤はいわゆる『ノコギリ』をやっていたのではないでしょうか。『ノコギリ』とは、野球賭博の胴元として他人から賭け金を集め、その金を使って別の胴元に逆張りで賭けることです。当然、勝てば大きく儲かりますが、負けたら大損。非常にギャンブル性の高い賭け方で、野球賭博で身を持ち崩す人の多くがこれをやっているのです」(近藤をよく知る人物)

 ギャンブル、それも、同元に逆張りして儲けようとしたというのだ。これではいくらカネがあっても足りるわけはない。

 ギャンブルで思い出したが、昨夜のフランスで行われた「凱旋門賞」の日本馬は不甲斐なかった。

 タイトルホルダー11着、ドウデュース19着、ステイフーリッシュ14着、ディープボンド18着。

 騎手たちはレース後、口々に道悪のせいにしていたが、そうではあるまい。88年ぶりになる5歳牝馬が、泥んこになりながら、堂々と差し切ったのだから、日本馬が弱かった、だらしなかったのである。

 これを見る限り、後100年、日本馬は勝てないと思う。しかし、勝つための秘策がないわけではない。

 この時期のロンシャン競馬場は雨が降るし、馬場は日本と違って重いから、ダートで連勝している馬のほうが勝てる確率は高いのではないか。一考してみたらいい。

 王道でいえば、3歳、それも傑出した牝馬を、日本のクラシックを諦めて、「凱旋門賞」に直行させるのだ。以前の、アーモンドアイやウオッカのような馬を、フランスに連れてくれば55キロで出られる。今回のタイトルホルダーは59.5キロ。優勝したアルピニスタは58キロである。

 それくらいの頭の切り替えをしないと、日本馬は永遠に勝てないのではないか。テレビを見ていてそう考えた。

 ちなみに、私は日本馬はタイトルホルダーだけにして、アルピニスタから馬単で流した。当たったと喜んで見直したら、アルピニスタの14ではなく、16からの流しになっていた。買い間違えたのである。これではいつまでたっても当たるわけはないな。

 雅子皇后の体調が戻ってきているのではないか。エリザベス女王の葬儀に出られ、往復30時間というフライトにも疲れた様子はなかったと、文春が報じている。

 天皇のたっての希望で、短期間で決められたため、雅子皇后にはきついスケジュールだったが、テレビで見た限りは、元気な様子だった。

 ネックはもう一つ。10月1日から「とちぎ国体」が開催され、開会式に出席することが決まっていたが、一泊せずに帰るスケジュールに変更したという。

 まだ、完全というわけにはいかないのかもしれないが、少しづつ慣らしていけばいいと思う。

 海の向こうの英国王室は、エリザベス女王という柱を失って、これからが大変だろう。

 さっそく、王室を離れたヘンリー王子が、前金2000万ドルといわれる告白本を、この秋にも出版するのではないかと噂され、チャールズ国王は戦々恐々だと、新潮が報じている。

 なぜなら、ヘンリーはダイアナの思い出に触れながら、彼女と結婚していながら、カミラ夫人と不倫を重ねていたチャールズへの怒りを隠さないのではないかといわれているからだそうである。

 せっかく、エリザベスが生前、カミラを認める発言をしていたのに、またまた、英国国民の批判が集まるのではないかといわれているそうだ。

 そうか、今年はダイアナが亡くなって25年が経つのか。

 さて、このところテニスの大坂なおみ(24)がおかしい。

 8月末の全米オープンでは1回戦敗退。9月の「東レ・パンパシフィック」でも、2回戦を「腹痛」で棄権してしまった。

 そんな中、9月25日に、さいたまスーパーアリーナであった「超RIZIN」をリングサイドで観戦していたことが報じられた。その日は「パンパシフィック」の決勝戦の日だった。

 体調管理の甘さ、トレーニング不足などが指摘されているが、先輩のテニスプレーヤーである伊達公子が、ブログで大坂を批判したというのである。

「負けた直後の大坂選手の行動が気になった。会場のスクリーンに映し出された自分自身を携帯で撮っていた(中略)私自身が選手だった時、負けた時は1秒でも早くコートを後にしたい。大会会場から1日でも早く去りたい、という気持ちだった」

 勝負への執念が薄れているといいたいのであろう。

 テニスプレーヤーとして頂点を極め、女性アスリートの最高額を手にした今、彼女に「執念」を求めるのは無理かもしれない。

 早く引退して、のんびり彼氏と暮らせばいい。そんなことを思ってしまうのは、彼女が稼ぐカネに対する嫉妬だろうか。

 これだから、私のような貧乏人は、心が狭いといわれるのだ。反省反省。

 ところで、地方へ行くと、地元の新聞社が、テレビ、ラジオも握り、小さなコングロマリットになっているところがよくある。

 メディアを独占して、上の人間たちはうまい汁を吸っているが、社員たちは過酷な労働を強いられ、辛い状況にあると聞く。

 文春が報じている東北放送もその類のようだ。宮城県にある東北放送は、TBS系列のテレビ局で、社員数は約160人。筆頭株主は河北新報社で、河北は一力雅彦、東北は一力敦彦という同族経営。

 今年1月には新社屋がグランドオープンしたが、その東北で、今年3月から9月までで、6人のアナが辞めているというのだから、異常事態であろう。

 辞める理由はまちまちだが、根本には、忙しくて食事時間も取れないこともある勤務状態にあるというのだ。

 ここはプロ野球の楽天のゲームを生中継しているが、継続できるかと、現役社員がいっている。

 労働組合はどうした! そう叫びたくなるが、失礼だが、今の組合はほとんどが御用組合。新社屋を建てる余裕があるのに、中途採用を募集することもなく、賞与も人も減り続けているそうだ。

 先日も、京都新聞社では現役の記者が、元社主で自社の大株主である元相談役の女性らに、34年間に渡り支払っていた約19億円は不正な支出であると、刑事告発したことが話題になった。

 ここでも同じことが行われているというのではないが、メディアがいつもいっている、働いている人間を大切にしない企業は、必ず凋落するという言葉を思い出したほうがいいのではないか。

 エーザイが開発したという認知症に有効なレカネマブとはどんな薬で、本当に効能はあるのか。それらの疑問に現代が答えるというのだ。これは読まねば。

 ストックホルムから約500キロ離れた街の教会の記録には、ある一族に50代でアルツハイマー病と考えられる症状を発症している者が数多くいたという。

 これは遺伝子が突然変異し、それがもたらすために起こるのではないかという研究が、2001年のネイチャー誌に発表されたそうだ。

「この突然変異があると、アミロイドβというタンパク質が、健康な人より。過剰に産出される。それが脳にたまっていくと、原線維(フィブリル)の状態となって固まり、アロイス・アルツハイマーが、最初にこの病気を発見したときから見られた病変、老人班(アミロイド班)となって脳細胞に付着する」(現代=下山進)

 難しいことはどうでもいい。要は効くのか効かないのか?

 9月28日に日本の製薬会社エーザイがアルツハイマー病新薬「レカネマブ」の治験第三相の結果を発表したのである。

 以前の薬よりアルツハイマー病の進行が27%食い止められたそうだ。

 23年中に承認され、24年には市販されるだろうという。明かりが見え始めたということだろう。

 何はともあれ、再来年に発売されたら、真っ先に手に入れなくては。一体いくらになるのだろう? そんなことより、そのとき、私の頭が薬のことを覚えているだろうか? それが心配だ。

 話はガラッと変わるが、ウクライナ戦争は終わりが見えない。以前からここでいっているように、アメリカもヨーロッパも、この戦争を何としてでも止めようという気が見えない。

 そんなことをしているうちに、プーチンは、30万人の予備兵を招集するといい出した。
 ロシアの一般市民も戦争にかり出すというというのだから、市民たちから悲鳴が上がったのは当然だろう。

 さっそく、ビザのいらない国へ逃げ出す人たちが出て、ロシア国内は混乱している。

 タイミングよく、新潮は、ロシア国民30人に「プーチンに対する本音」を聞いた。

「本誌はロシア国民約30人に取材やアンケートを試みた」とあるだけで、どのように接触し、直接本人から聞いたのかが書いていない。30人のうちの20人から回答が得られたが、そのうち6人はロシア国外在住だというから、国内の人は14人のようだ。

 また私が推測するに、プーチン支持派は答えないだろうから、アンチプーチンの人からが多いのだろう。だが、数は少ないが、かすかにだが、ロシア人の本音は聞こえてくる気がする。

「だれも殺したくない」(モスクワ在住の男性、36歳)

「ウクライナは私達の友だちで、私の親戚も多くはウクライナ人」(在ロシアの男性、33歳)

「ロシアは自らの情報の空白を作り、自分に心地よい麻薬のような情報で埋めている。自由なメディアや表現の自由の欠如、歴史の繰り返し、カルト的なものへの依存、人々の政治への無関心の結果だと思う」(モスクワ在住の女性、26歳)

 プーチンをどう思うかという問いには、「戦争犯罪者」「殺人者」「彼が行った残虐行為に対してはいかなる刑罰も十分ではない」という厳しい答えが多い。

 この中で、人々の政治への無関心の結果という言葉が重い。日本も今、枝葉にはいろいろいうが、政治全体に対する関心はさほど高くはない。

 安倍元首相批判、統一教会批判はあるが、一時的なもので、すぐに忘れてしまうだろう。
 一番大事なのは、長年続いてきた自民党政治が腐臭を放っていることへの批判であるはずだ。安倍元首相が亡くなった今こそ、自民党政治の害について、われわれ国民一人一人が自覚し、改革していかなければ、この国はアメリカと中国の属国として生きるしかなくなる。

 お次は文春から。巨人の坂本勇人の「中だし中絶」が文春オンラインで報じられたのに、こんどは「絶好調男」中畑清(68)の「4年愛と中絶破局」が文春で報じられている。

 中畑といえば「愛妻家」で有名だったのに、いったいどうしたのか。

 糟糠の妻が帰らぬ人になったのは、2012年12月5日だった。葬儀では「母ちゃん、ありがとう!」と絶叫したという。

 その頃中畑は、横浜DeNAの監督をしていた。妻を亡くした心の隙間に、新たなパートナーが入り込んでいたという。

 野球関連のイベントで知り合った30代の読売新聞の女性記者だという。当時59歳だった中畑とは30歳近くも年が離れているが、彼女の快活さに惹かれていったそうだ。

 やがて彼女は、中畑との結婚を夢見るようになったという。

 ここまでは、非難されることではない。年が離れていようと、恋愛も結婚も成り立つ。
 だがこの秘された恋は悲しい経緯をたどったというのである。

 彼女は中畑の子どもを身ごもった。だが、なぜか、話し合いの末に、彼女の将来なども考え、中絶することになったというのだ。

 彼女の将来と子ども将来を考えたら、結婚するのが筋というものではないのか。

 元の妻の間に子どもがいて、孫までいるというのは理由にはならない。

 彼女も、彼女の家族も、何年も付き合って子供までできたのに、結婚に踏み切らない中畑に複雑な感情を抱いていたというが、当然だろう。

「でも彼は“愛妻家”というキャラクターで認知されており、子供も孫もいたため、女性問題が表沙汰になることを恐れていましたから」(中畑の友人)

 彼女が中絶して、2人の関係にピリオドが打たれたという。

 中畑は、大事にしていた「愛妻家」というキャラクターまで、自分で叩き壊してしまったと思う。

――中畑さんは結婚するつもりがなかった?

「いやいや、そういうのはやめなさいよ。その時の感情だから。俺は一途なタイプだから。女房のときもそう。付き合えばそういう感情を持ったりもするだろうし、それがどういうふうな流れになるのかっていうのは、相手も俺の感情を尊重してくれたんじゃないかと思うしね。それぞれにタイミングっていうのがあったと思う。だから、嫌な思いをさせたとかさ、そういうのは一切ないと思う。それはもう全然自信あるしさ」

 彼女は人事異動で東京を離れたという。文春に対して、彼女の代わりに読売新聞グループ本社広報部長がFAXを寄せ、その中で、

「中畑氏との間で男女関係の末に起きたことについては、中畑氏から強要されたことはもちろんのこと、お願いされたこともなく、自分の判断で決めたことです」と回答しているところから考えても、読売新聞が2人の交際と破局を知っていたであろうことは推測できる。

 人事異動ということで、中畑から遠ざけるために彼女を離したのだと思う。

 文春にこの情報を持ち込んだ人間は、今でも「愛妻家」を気取り、「絶好調男」をキャッチフレーズにしている中畑という男の“欺瞞”の仮面をはぎ取ろうとしたのかもしれない。

 それにしても巨人軍という球団は、野球では話題にならず、醜聞ばかりが出てくる。自民党と似ているな。

 ニューズウィーク日本版でトバイアス・ハリス(米シンクタンク「アメリカ進歩センター」上級フェロー)が、安倍元首相について論じている。

――党と教会の関係に対して世間の目が厳しくなる以前から、国葬という扱いに対する支持は高くなかった。

 葬儀は政治家・安倍晋三のキャリアを締めくくるものだが、そのキャリアには絶えず物議を醸す要素があった。国葬扱いの是非をめぐって世論が二分されたのも、とかく分断を招きがちだったこの政治家にふさわしいのかもしれない。

 安倍は日本の外交・安全保障政策を根本から変え、コンセンサス(合意)重視の日本政治に「数の力」で押し切るスタイルを持ち込み、トップダウンの指導体制を確立しようと努力した。だが、そうした新しい政治の在り方が必要な理由を、主権者たる国民に納得させることはできなかった。

 つまり、統一教会の問題で国葬反対の声が高まったのは事実だが、日本国民の間にはずっと以前から、政治家・安倍晋三に対する賛否両論が渦巻いていたと言える。
(中略)

 平和志向と冷戦志向。戦後の日本には、この2つの相異なるビジョンがあった。そして1952年の独立回復後の10年間、両者の間では時に激しい衝突が起きた。

 そしてその年月の間に、当時の首相・吉田茂(戦後初めて国葬の栄誉を受けた人物だ)とその陣営が、その後長く続くことになるコンセンサスを形成した。日本の最優先課題は経済成長であり、日本は軍備を軽くしてアメリカと密接な同盟関係を保ち、平和憲法を維持するという合意だ。

 安倍の祖父・岸信介は、自民党内にあって戦後コンセンサスにいら立ちを覚える反主流派の旗手だったが、冷戦時代にそれを覆すことはできなかった。だが孫の安倍は冷戦終結後に政界入りし、戦後世代の保守派政治家を率いて、祖父の果たせなかったミッションを完遂しようと決めた。

 安倍は、このビジョンの追求が必ずしも国民に支持されるとは思っていなかった。しかし、それでも変化の必要性を信じて突き進んだ。

 安倍の率いる連立与党が2012年、2014年、2017年の総選挙を続けて制したのは事実だが、これら選挙の投票率はいずれも戦後最低水準だった。(中略)

 つまり、安倍は選挙に勝ち続けたが、大多数の日本人に支持され、あるいは愛されていたとは言い難い。

 いわゆる「戦後レジーム」とその象徴としての憲法が今も日本人に支持されているのか、あるいは安倍の強引で、時に独裁的な政治手法(数の力で押し切る議会運営や、批判に耳を貸さない姿勢)が嫌われたのかはともかく、安倍は決して人気のある指導者ではなかった――

 そしてこう締めくくる。

――安倍は一貫してアジアや世界各国との関係強化に努め、21世紀の新たな脅威に立ち向かう日本の安全と繁栄を守ろうとしてきた。そういう人物の国葬に世論の強い反対があるという事実を、岸田をはじめとする日本の政治家は真摯に受け止めるべきだ――

 さて、夫に先立たれた安倍昭恵(60)が今後どうするのか? ほとんどの国民にとって関心はないだろう。

 3位のニューズウィーク日本版の安倍論、第1位の文春の安倍の光と影もそうだが、最後の安倍・昭恵論になるのではないかと、私は考える。

 昭恵については新潮が詳しい。

 昭恵は、夫の国葬を、「政治的行事と割り切っている」と安倍家を弔問に訪れたさる関係者がいっている。

 昭恵の住んでいる土地と建物は安倍晋三の所有ではないから、相続はできない。

 義母の洋子の介護をしながら、その後は、安倍の本籍地である山口県油谷に移住するのではないかという。

 そこを安倍の記念館にするという構想もあるそうだ。

 そうした準備のためか、神田につくった居酒屋『UZU』を10月に閉めるという。ちょうど今年で10周年だそうだ。

 来年春に行われる安倍晋三の地元の補選に、彼女が出馬する気持ちはないという。

 おもしろうてやがてかなしき……。彼女のここまでの人生は、まさにこのようだったに違いない。

 今週の第1位は、文春の安倍についてのさまざまな評価を検証した特集に与えたい。

 特集の最初は、安倍と統一教会との「一線を越えた」関係について。安倍は初当選が1993年だから、統一教会の霊感商法や合同結婚式で批判を受けていた。したがって統一教会との付き合いは秘書に任せ、深入りしなかったと、元秘書がいう。

 それが変わったのは、自民党が野党に転落した2009年ごろで、警戒心を持ちながら、教団と接点を持つことを受け入れたという。

 以来、安倍は教団との関係を深め、当落線上にある候補に統一教会票を振り分けてきたことはよく知られている。

 元秘書の井上義行参議院議員のことは気にかけていたが、2019年の参議院選で井上が落選してしまうと、今年行われた参議院選では、統一教会票を井上に振り分けたという。

 そして文春によると、選挙の終盤になると、井上候補は当選を一層確実なものにするために、井上は統一教会に入信したというのである。

 安倍周辺は、ついに安倍は一線を越えたと思わざるを得なかった。

 文春によれば、井上が統一教会への入会に踏み切ったのは7月10日だそうだ(現在は退会していると井上は文春に答えている)。その2日前、安倍が統一教会への恨みを持った人間に暗殺される。

 井上は3年前から約8万票を上積みして当選を果たした。

 経済政策の柱だった「アベノミクス」についてはどうか。

 文春によれば、日本の平均賃金は韓国にも抜かれ、OECD加盟国34か国中24位。さらに、円安から抜け出そうにも、欧米のように利上げは難しい。

「金利を一%引き上げるだけで、五百兆円以上の国債を保有する日銀は含み損を抱え、政府の国債利払い費も三・七兆円増える。アベノミクスの金融緩和は一時的に民主党政権の暗い経済政策の景色を変えることには成功しましたが、ドラスティックな経済構造の転換ができないという隘路に陥っています」(元財務官僚の森信茂樹)

 では、一番得意だった外交はどうか。

 安倍の強さは、テタテといわれる通訳だけの会談、サシの交渉が得意だったそうだ。

 そうしたサシの強さを発揮したのはトランプ大統領(当時)との関係だった。

 だが、元KGBのプーチンロシア大統領には通じなかった。

「スパイって人たらしだから、信頼できると思わせるために、相手が喜ぶようなことを言う。安倍さんにもそうだった」

 そう谷内正太郎国家安全保障局長(当時)がいっていたそうである。

 安倍元首相の評価はある意味で定まっている。だが、これからも出てくるであろう悪い材料を加味すれば、さらに悪評が高まることは間違いない。長くやったことだけしか残らないとすれば、いささか可哀そうではあるが。(文中敬称略)

【巻末付録】

 今週は現代だけ。

「おとなのラブホテル考現学」

袋とじ「桃色遊戯 フミカ」。この子なかなかいいね。

「ぷるぷる巨乳浪漫 未梨一花」「ちとせよしの むちむちHボディ」

 袋とじ「円井萌華 ロリじゃないよ♡マーク」

 グラビアもいいが今週はこのタイトルがいい!「65歳から始める『射精道』」。
  
 

  • 10/4 19:00
  • サイゾー

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