今季初C・ロナウドを起用せず…テン・ハフ監督「彼へのリスペクト」

 マンチェスター・Uを率いるエリック・テン・ハフ監督が、“マンチェスター・ダービー”でポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを起用しなかった理由について言及した。2日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 プレミアリーグ第9節が2日に行われ、マンチェスター・Uはアウェイでマンチェスター・Cと対戦。今季初の“マンチェスター・ダービー”には注目が集まったが、前半を0-4とリードを許して折り返すと、後半に3得点を挙げたものの、さらに失点も重ね、3-6で敗れ、リーグ戦5試合ぶりの黒星を喫した。

 ここまで途中出場も多くありながらも公式戦全試合に出場していたC・ロナウドだが、マンチェスター・Cとの一戦はベンチ入りしながらも、出場機会がなかった。試合後、この理由について聞かれたテン・ハフ監督は「彼の輝かしいキャリアに敬意を払って彼を起用しなかった」と語り、次のように続けた。

「そしてもう一つの理由としては、アントニー・マルシャルを起用できるということもあった。彼は時間を必要としていたからね。でも、このように何かを粒立てるつもりはない」

 また、試合についてテン・ハフ監督は「我々には信念が欠けていた。なぜそれをピッチに持ち込めなかったのか私は驚いている」と振り返った。

「4週間前になるが、私は違う精神と雰囲気を持つ別のチームを見ていた。今日、我々に説得力はなかった。最初の1分から前向きではなく、ボールを保持する勇気もなかった。それがなぜかと突き止めることは難しい。特に試合直後にはね。選手たちと話してそれを確かめる必要がある」

「彼らはもっと良くできることを知っている。アーセナルとリヴァプールとのパフォーマンスで見たように戦わなければならない。しかし、マンチェスター・Cのようなチームを相手にそれができなければ問題になってしまう。もう一度言うが、これは信念の欠如だった」

2022/10/3 12:03

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