９月２７日放送の新番組『コムドットって何？』（フジテレビ）にデヴィ夫人（８２）が初回ゲストとして出演。「地元ノリを世界へ」というテーマを掲げる人気ＹｏｕＴｕｂｅｒ集団「コムドット」のメンバー、やまと（２４）、ゆうた（２３）、うらた（２３）、ひゅうが（２３）、あむぎり（２３）らとロケに参加した。

　番組冒頭、デヴィは「この公園（小金井公園）広いですね。代々木公園、私のお家のすぐ近くなんですけど、こことどちらのほうが広いのかしら？」「あ、調べて」と命令。

　ひゅうがが「０．５４キロメートル、ツーっていう」とコメントし、“平方キロメートル”の記号が理解できていないことが明らかになると、「この人たち本当に大学でたの？」と、さっそく辛辣な先制パンチをお見舞いした。

　その後、場所を移動しコムドットの友達だというＹｏｕＴｕｂｅｒのかずえい（２２）が登場。撮影でどこの国へ行けばいいか、という相談に答える流れの中で、デヴィは「チェコスロバキアには、キジの王様と呼ばれるキジがいるんです。ものすごい尾長のキジ」と説明。

　うらたが「キジの王様は知ってます。クジャクですよね？」と返すと、デヴィは「クジャクじゃない、キジです。バカ！　キジとクジャクも知らないの？」「あなたたち、要するに落第生たちが集まって、ＹｏｕＴｕｂｅｒとしてしか生きていかれないの？」と切り捨てた。

　そして車で移動中、やまとに「夫人は失恋したことあるんですか？」と問われると、「そうね、妻帯者の人と恋したときは、最初からわかってましたからね」答えたが、ゆうたが「さいたんしゃ……」と、言葉の意味がわからず困り顔をしていると、「え、妻帯者がなんだかわからない？」「ハハハハハハ、面白いわこの子たち、全く学がないんだ！」とバカにしていた。

■若者に媚びないデヴィ夫人「毒舌トーク」も人気の理由？

　さらにトークの流れの中で「恋愛もインテリジェンスが必要ですからね」というデヴィの言葉に対し、“インテリジェンス”がわからないコムドットに「みんなこう、バカの集まりなんだ」と一刀両断。

　９月２７日、『踊る！さんま御殿！！』（日本テレビ系）にも出演していたデヴィは、トークの流れの中で、急に女性声優アイドルグループ・＝ＬＯＶＥのメンバー、齊藤なぎさ（１９）の髪型について言及。前髪の両サイドを前に垂らしていることについて、「良くない。コレ良くないわ」「小顔にべつに見えない」「全部切ったほうがいいわよ」と注文。「鬱陶しいです」と断言していた。

「デヴィ夫人は現在、『世界の果てまでイッテＱ！』（日本テレビ系）などに出演し、バラエティ番組に数多く出演。若いタレント相手に媚びることなく辛辣なコメントをしながらも、“後期高齢者”を自らネタにするなど、大活躍。８２歳ながら、過酷なロケにも果敢に挑戦する姿が、視聴者にウケています。

　そんなデヴィ夫人に対し、素人丸出しのコムドットはタジタジでしたね。第一線で活躍するタレントとしてのパワーを見せつけていました」（芸能ライター）

『踊る！さんま御殿！！』では、８０歳とき、自身の人生を描いた漫画出版の記者会見で「わたくしの敵が全部死ぬまで生きます！！！」と宣言したことを明かしたデヴィ夫人。テレビを見ている高齢者層にとって、自分と同じ世代が活躍している姿が勇気を与えるのかもしれない。