南キャン山里、ラジオ局でたくさんの偉い人から謝罪される 老舗の羊羹までもらい複雑な心境に

『たまむすび in 武道館~10年の実り大収穫祭!~』で、赤江珠緒と山里亮太は“赤坂一回キャンディーズ”というコンビ名で漫才を披露した。ボケの赤江とツッコミの山里がお揃いの黄色い衣装で大舞台に立ち、渾身のネタを披露すると会場から大きな拍手が沸き起こっていた。

このイベントのパンフレットは、番組放送10年の歴史をぎゅっと1冊にまとめた内容になっているという。27日放送の『たまむすび』で赤江が明かしたところによると、このパンフレットはスタッフや出演者にまだ配られていないそうだ。「確かに(イベント)当日にできたんだけど」と来場者に配るギリギリに間に合ったことを彼女が説明すると、山里が「まぁ…でも」と口ごもっている。そのパンフレットには唯一誤植があり、自分の名前の“やまさと”が“やまざと”と記載されていたという。この誤植の件で、この日の本番前に“偉い人”がたくさん山里のもとを訪れ、「申し訳ありませんでした」と深々と頭を下げると、老舗和菓子店・とらやの羊羹を差し出して謝罪されたそうだ。その羊羹を見せながら「俺ってさ、そんなに激怖な人?」と戸惑う山里に、「失礼だと思ったんじゃないかしらね」と笑う赤江。彼の中ではとらやの羊羹といえばある大先生のことが頭に浮かび、自分もそんな風に思われているのかと気になってしまったそうだ。

それは歌手の森進一が、2006年12月31日の『NHK紅白歌合戦』で代表曲『おふくろさん』を歌った時のことだ。作詞した川内康範さんのオリジナルには無い台詞が付け足されたことで、川内さんと森との関係に亀裂が生じ大きな騒動となった。2人の間の溝は埋まらず結局、森が青森県・八戸市にある川内さんの自宅に向かい謝罪することとなった。しかしテレビ局関係者を引き連れての来訪に、川内さんからさらに怒りを買ってしまう。この時、森が玄関前に置いたのがとらやの羊羹だったのだ。ずっしりとした重みのある羊羹は“事態を重く受け止めています”という気持ちを表していると言われており、それは今でも変わらないのかもしれない。

画像2枚目は『TBSラジオ『たまむすび』 2022年9月22日付Twitter「夢のようだけど、夢ではないことが、ただただ嬉しいです。」』のスクリーンショット

(TechinsightJapan編集部 みやび)

2022/9/28 19:00

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