日テレ『イッテQ』がフジ『呼び出し先生タナカ』をボコボコ!絶対勝利コンテンツ「出川哲朗のド鉄板」で“日曜日の覇者”に

 9月18日放送の『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)では、イモトアヤコ(36)による北海道ロケを放送。様々なアクティビティを体験したり、落差40mの滝登りに果敢に挑む内容となっていたが、視聴率も「滝登り」に成功した。

「世帯視聴率は10.6%でした。同時間帯の『ポツンと一軒家』(テレビ朝日系)とNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』には13.7%12.4%でそれぞれ負けているし、『坂上&指原のつぶれない店』も8.0%で、極端に圧勝したわけではない。

 ただ、コア視聴率では前回を上回ったんです」(専門誌記者)

 近年、テレビ局は商品購買意欲の高い視聴者層とされる「13~49歳の男女に的を絞った“コア視聴率”」を重視している。『イッテQ』は9月1週に9.1%という圧倒的な数字で全番組1位を記録。翌週11日放送回も1位だったものの、コア視聴率が6.8%と大幅ダウンしていた。

■視聴率も滝登りを果たした

「それが今回18日の放送では7.5%まで一気に回復していますからね。全体を見ても、相変わらずの1位で、『一軒家』が1.7%、『坂上&指原』が4.4%、『鎌倉殿』が2.8%、『呼び出し先生タナカ』(フジテレビ系)にいたっては、2時間SPにもかかわらずの2.0%。あきらかにイッテQの影響で瀕死の状態に追い込まれています。

 コアで見ると『イッテQ』がダントツ1位で、やはりイモトさんは数字を持ってますね。

 ロケの内容も国内とはいえ素晴らしいものがありました。沖縄ロケの失敗について語っていたのも、視聴者が応援したくなる要素だったと思います」(前同)

 イモトは今年3月に産休が明けてスタジオをメインに出演中。7月3日放送回では、沖縄を舞台にロケに挑戦したが、明らかに発声やリアクションが鈍っており、ブランクを感じさせていた。

 今回の北海道ロケでイモトは「誰も登らないであろう場所を登る辺境クライミング」という企画で、積丹半島にある落差40mのシシャモナイの滝登りに挑戦したが、番組サイドはイモトが過酷なロケをリクエストしていたことを説明。

 産休明けで、体重が増えていた時の沖縄ロケでイモトは身体能力が大幅ダウンしていたが、VTRを見たロッチの中岡創一(44)に「イモトには“できるイモト”でいてほしい!」「おもしろぽっちゃりの枠はもう埋まっている」と言われたこと、番組はギャグ風の編集をしていたものの、まじめなトーンで「それが私の中では滅茶苦茶響いた」とイモトは明かしたのだ。

■次週に不安要素があるが、「近日公開」には期待大のイベントが告知

 そのガッツからイモトは激流の滝に逆らって登頂し、絶景を堪能。

「積丹ブルーと荒々しい(岩肌)これが北海道の果てなんですね」「久々にこんなガチガチな野生を、ガチガチな自然を浴びた気がする」

 と感慨深げに語り、VTRは大成功で終了した。

 ちなみに、イモトは本題の滝登りの前に北海道の名所を紹介する際はニセコ町にあるダチョウ牧場「第二有島だちょう牧場」を訪れた際はダチョウのコスプレをして激しい求愛ダンスを踊った結果「あれ放送されたくないな」と嘆くくらいの大スベリを記録してしまったが、

「働くってこういうことですからね。ミルク代だったりおしめ代だったりを稼いでるわけですから。グレたらこれ見せてやろう。山登りの映像とかじゃなくてこれ見せてやろう」

 と、母の顔も見せていた。

「メンバーの高齢化にくわえて、イモトさんが沖縄ロケで見せたブランクぶりから今後が危ぶまれましたが、今回の北海道ロケでイモトさんは完全に本調子を取り戻していた。これからも出るたびに高視聴率間違いなしでしょう。

 もっとも、9月25日放送回にいささか不安の声もあります。25日放送回の企画が沖縄ロケでの『ロッチ中岡のQTube』と宮川大輔さん(49)による五島列島と対馬を舞台にした『宮川探検隊』なんです。本州に比べると特別感の出るロケーションの地方を選んではいますが、中岡さんと宮川さんはさすがに数字的な意味ではイモトさんよりは劣りますからね……。とはいえ、仮に25日の数字が悪くても、“とっておき”が控えているので問題ないと思いますよ」(前同)

■「出川イングリッシュ」でヤバイ高視聴率になる可能性

「とっておき」とはーー?

「今回“近日公開”としてネット上での検索回数を比較するツールで見ると『イッテQ』関連の人名で最も人気の高い出川哲朗さん(58)が出演する人気企画『はじめてのおつかい』が復活すると予告されているんです。

 出川さんの低いようでものすごく高い英語力が判明した『出川イングリッシュ』で有名なコーナーですよね。予告の時点で、ロンドンを舞台に“滑り台”を“ベリーヒップスライスマシーン”という相変わらずな様子も紹介されていました。この企画は絶対に海外でないとやれない企画のため、コロナ禍で海外旅行も難しい視聴者にとっても需要があるし、ほぼ確実に視聴率が取れるはず。あまり心配する必要はないと思いますよ」(前出の専門誌記者)

 イモトも完全復活を果たしたイッテQ。今後も日曜8時のコア視聴率を独占するのかーー。

2022/9/25 7:00

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