ソン・フンミンが人種差別被害…チェルシーが声明「一切許容しない」
チェルシーは18日、人種差別的行為に関するクラブの声明を発表した。
14日に行われたプレミアリーグ第2節のチェルシー対トッテナムはチェルシーが2度リードしながらも、トッテナムが2度追いつき2-2のドローで終了した。その試合中には一部の観客から問題行動があった模様で、イギリスメディア『BBC』によると、同試合の後半にCKの場面でソン・フンミンに対し、人種差別的な行為があったことが伝えられている。
これを受け、チェルシーはクラブ公式サイトで声明を発表。「チェルシー・フットボールクラブは、いかなる形態の差別的な行動も完全に憎むべきものであると考えています。チェルシーでも、私たちのコミュニティにおいても、そのような行為は一切許容しません」と人種差別的な行為を非難し、次のように続けた。
「チェルシーFCは一貫して差別的な行為を容認しない姿勢を明確に示してきましたが、このような愚かな行為を起こす人間がいまだにいわゆる『ファン』としてこのクラブに関連付けられているという事実は、チェルシーFC、コーチ、選手、スタッフ、そして真のサポーターにとって不名誉なことです」
「私たちは現在、この事件の調査中であり、差別的行動をとった人物は、特定され次第、クラブから最も厳しい処分を受けることになります」