6割以上の女性が懸念。パートナーとの旅行に備えて準備していること

オンラインピル診療サービス「mederi Pill(メデリピル)」を展開するmederiは、女性の旅を応援するコミュニティプラットフォーム「TabiMUSE」を展開するバリーズと共同で、20〜59歳の女性を対象に「旅行にまつわる生理やPMSに関するアンケート調査」を実施しました。

■この夏、女性の約78%が国内旅行に、約24%が海外旅行に行くと回答

調査の結果、この夏(7〜9月)、20〜59歳の女性の約78%が国内旅行に、また約24%が海外旅行に行くと回答。8割以上が、家族やパートナー、友人など「複数人」で旅行をする傾向にあることがわかりました。

■旅行目的の第1位は「その土地を観光し、名所や名産品を体験すること」

旅行目的の第1位は、「その土地を観光し、名所や名産品を体験すること」(約46%)。コロナ禍で自粛されていた家族やパートナーとの旅行需要が少しずつ回復し、この夏は誰かと一緒に観光やレジャーを楽しみたい人が増加していると考えられます。

■全体の20%が、旅行に備えてピルを服用している

旅行に備えて事前に体調管理を行なっている女性は全体の約93%にのぼります。さらに全体の20%がピルを服用。常備薬や生理用品は7割以上が持参する「必須アイテム」と言える結果となっています。

■半数以上の女性が、旅行前や旅行中に生理/PMSが重なることを懸念

旅行にまつわる「生理/PMSのお悩み」の第1位は、「 旅行の日に生理やPMSが重ならないか不安になる」(約62%)。半数以上の女性が、旅行前や旅行中に生理・PMSが重なることを懸念しています。

また、「着たい服を着れない」「生理用品の荷物が増えてしまう」などの声も全体の50%以上と多く、体調面だけでなく、楽しみや快適さなどの心理面に関する悩みも確認できます。

■「生理/PMSのお悩み」共有しない理由は、「自分自身の問題だと考えている」から

旅行にまつわる「生理/PMSのお悩み」について、パートナーや家族にも共有する女性は60%となっています。また共有しない人の理由の第1位は、「自分自身の問題だと考えている」からでした。

■ピルを服用していない女性の約56%が、ピルを「(一時的に)試したい」

ピルを服用している女性のうち約76%が、「ピルを服用することで、旅行の計画を立てやすくなった」と感じています。またピルを服用していない女性の約56%が、ピルを「一時的に試したい」または「試したい」と回答しています。

■旅行にまつわる「生理/PMSのお悩み」ついての声を紹介

その他、旅行にまつわる「生理/PMSのお悩み」ついて回答者の声を紹介しています。(一部抜粋)

◇ピル服用経験者の声

・「予定を立てた段階からピルだけでなく月経移動の薬なども服用すればストレスなくプールや旅行などに行けると思います。恥ずかしいものではないので知らない人には是非知ってほしいと思います。」(20代前半・会社員)

・「なるべく旅行中に生理を気にしたくないので、日頃からピルを服用しているため自己調整をしています。特にリゾート地や温泉に行く場合は意識をしています」(30代前半・会社員)

・「普段はピルを内服していないのですが、旅行に重なりそうな時はピルで調整しています」(30代後半・会社員)

◇ピル服用未経験者の声

・「旅行のタイミングは出来るだけ生理の日を避けてスケジュールを組みますが、一緒に行く人のタイミングも有るのでうまくコントロールするのが中々難しいです」(30代後半・契約社員)

・「海や温泉にいくときは、生理が被らないような日程調整をしています。複数人の女性で旅行にいくと、そのような目的での日程調整が難しいこともあるのでピルを服用してみたいです」(20代前半・会社員)

・「タンポンとナプキンでWガードしてます!」(30代前半・会社員)

・「あまり、気負いすぎずにきてしまった時はしょうがないと諦めて、でも、できることを楽しむようにしてます」(30代前半・会社員)

■調査結果についての考察

コロナ禍で旅行を自粛する傾向が強かったここ2年に比べ、この夏(7月〜9月)は国内旅行を中心とした旅行需要が回復しており、特に観光を目的とした家族旅行やパートナーや友人との旅行が多数。そのような中、約93%の女性が旅行に備えて体調管理を行なっていることから、旅行という特別な日に向けて自己調整を行うことへ高い関心があることがわかります。

またピル服用経験のある女性の約76%が「ピルを服用することで、旅行の計画を立てやすくなった」と回答し、旅行においてピル活用のメリットを見出している女性も多く見られます。

生理日移動をコントロールできる薬でもあるピルを活用することで、PMSや体調不良のケアだけでなく、旅行中の生理に関するお悩み上位にある「生理用品を持っていくための荷物が増えてしまう」「生理と重なると着たい服や水着、下着を着用できない」など心理面での潜在的な不安を解消できる可能性も考えられます。

今まで興味はあったけど、服用したことがなかった方は、旅行などを機に前向きに検討してみてはいかがでしょうか?

■調査概要

調査テーマ:旅行にまつわる生理やPMSに関するアンケート調査

対象人数:N=125人(国内123人、海外2人)

調査対象:20歳~59歳の女性(20〜29歳:44人、30〜39歳:67人、40〜49歳12人、50歳以上:2人)

調査期間:2022年8月2日〜8月4日

(エボル)

2022/8/17 17:10

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