ダイソー・3COINSで買える「ワイヤレスイヤホン」の実力は?調査してみた

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◆ワイヤレスイヤホンはSONYとAppleの2強時代へ

 2022年に人気を博しているイヤホンは、ソニーのワイヤレスイヤホンかアップルのAirPodsの2択と言っても過言ではないくらい、両者のワイヤレスイヤホンが売れています。スマホ端末では、アンドロイド製品は一時期ワイヤレスが普及したものの、現在では有線に回帰した端末が多く見受けられますが、iPhoneは7以降の端末でワイヤレスとなり新製品でもワイヤレスのままとなっています。

 端末がiPhoneだからワイヤレスイヤホンを使うといった需要もあると思いますが、複数の調査サイトを見ても既に過半数以上のスマホユーザーがワイヤレスイヤホンに乗り換えているようです。

 とはいえ、大手家電量販店では第2世代のAirPodsが2万円弱、AirPodsPROは4万円弱と、お試しで購入するには気合が必要な価格帯です。

 そんななか、1000円(税込み1100円)でワイヤレスイヤホンの新製品を次々と世に送り出しているのが大手100円ショップのダイソーです。

◆進化を続けるダイソーのワイヤレスイヤホン

 3世代目(ダイソーブランドとしては2世代目)となる現行のワイヤレスイヤホン「True Wireless Earphone」は、従来の不満点だった充電端子やタッチセンサー、音質を改善してより高性能なワイヤレスイヤホンとなっています。

 100均マニアの間では以前から、100均では無いものの激安ワイヤレスイヤホンを購入するなら3COINS(スリーコインズ)製品が税込み1650円で「音質も値段の割には良く、低音から高音までクリアに聞こえる」として話題を集めていました。

 ダイソーからも税込み1100円ワイヤレスイヤホンは販売されていたのですが、当時のものは音質もイマイチで、見た目もチープ。価格面では気軽に買える値段だったものの、最初にこのワイヤレスイヤホンを使ってしまうと「ワイヤレスはもういいや……」となってしまうくらいに微妙なイヤホンでした。

 最初に「ソニーかアップルの2択」と書いてはいますが、入門と考えると数万円の価格はちょっと手が出しにくい価格帯と言えます。 各調査サイトでもワイヤレスイヤホンは1万円位までの物を使っているユーザーが圧倒的な数を占めており、有線イヤホン同様に、安くてそこそこの音質のものが圧倒的な支持を得ているようです。

◆安っぽさがなくなった第3世代ワイヤレスイヤホン

 さて話を第3世代のワイヤレスイヤホンに戻して、商品を見ていきましょう。

 ケース天板にはヘアライン加工が施され、今までのような安っぽいプラスチックケースとは明らかに異なっています。充電端子もTYPE-Cを採用し、安物充電製品にありがちなMicro-USB B端子ではありません。

 ケースバッテリー残量計はよくある4LEDタイプですが、ケース内部もイヤホンの形に整形されています。そのため、蓋を閉めていてもイヤホンが動くといったことはありません。

 イヤホンも表面はヘアライン加工。プッシュセンサーだった各種操作部はタッチセンサーに変わり、使い勝手が大きく向上しています。

◆「なくしたらまたすぐに買える価格」が魅力的

 イヤホン単体での動作は3時間。ケースバッテリーをあわせて12時間となっているので、簡単な外出程度なら余裕を持って使えそうです。

 しかし残念なのは対応コーデックがSBCのみなのでどうしても遅延は発生してしまいます。iPhoneで使われているAACですら対応していないので、この辺は次の世代への課題といったところでしょうか。

 とはいえ1100円で購入できるワイヤレスイヤホンは使い勝手もよく、落としてしまってもそこまで懐は傷まないので、割り切って使うにはとても良くできているといっても良いでしょう。

文/板倉正道

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【板倉正道】
テクニカルライター。三才ブックスのマニア誌『ラジオライフ』にてガジェットや分解記事を執筆。買ったら使用前に分解するのがライフワーク

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