チェルシー、インテルの19歳MF獲得に成功か…移籍金は最大で約27億円に?
インテルに所属するU-19イタリア代表MFチェーザレ・カサディは、チェルシーへの移籍に近づいているようだ。16日、イタリアメディア『スカイスポーツ』が報じた。
報道によると、チェルシーとインテルは、移籍金1500万ユーロ(約20億円)+ボーナス最大500万ユーロ(約6億8000万円)という条件でクラブ間合意に達した模様。カサディは現地時間17日にミラノを離れ、同18日にロンドンでメディカルチェックを受ける予定だという。
現在19歳のカサディは、2018年にチェゼーナの下部組織からインテルの下部組織に移籍。順調にカテゴリーを駆け上がると、2021-22シーズンはプリマヴェーラのリーグで32試合15得点を記録し、チームの優勝に貢献した。まだトップチームでの出場経験はないが、今夏のプレシーズンでも起用され、デビューに期待がかかっていた。
ただ、財政難に苦しむインテルは今夏の補強予算を工面すべく、カサディを売却候補に。チェルシーのオファーがインテルの要求額を満たし、移籍成立となりそうだ。なお、インテルはカサディの移籍金を元手に、ドルトムントに所属するスイス代表DFマヌエル・アカンジの獲得に挑戦すると見られている。