安倍狙撃の銃弾は「行方不明」のまま…体内に入ると溶ける「特殊ガリウム銃弾」説が急浮上

 安倍晋三元総理銃撃事件から1カ月余が過ぎた中、銃撃事件の裏に米中が絡んでいるとの説が流れている。根拠は2つ。まず、安倍氏が参院選後に検討していた台湾訪問を止めるためであり、その証拠に事件直後、米国高官が即座に訪日していること。2つ目は安倍氏の命を奪った弾丸1発が発見されておらず、これは「ガリウム銃弾という特殊なもの」との見方が取り沙汰されていることだ。

 奈良県警は1発の銃弾が「行方不明」になっていることを、公式に認めている。現場では回収されず、病院での救命措置中に体外に出たかどうかもわかっていない。

 奈良県警は朝日新聞の取材に対し、「遺体の状況や他の弾は確認できており、事実関係の立証に支障はない」としているが、事件直後から複数の銃マニアなどが、ネット上で「ガリウム銃弾が使用されたのでは」と指摘していた。

 これは体内に入ると溶ける特殊な弾丸で、血液検査をすれば痕跡が分かるというが、あの状況では血液検査まで気が回らないだろう。

 なぜスパイが使用するようなガリウム銃弾が話題になるのか。米国のナンシー・ペロシ下院議長が8月2日に台湾を訪問。中国がこれに反発し、大規模な軍事演習を行った。実は同時期に、安倍氏も訪台する計画だったのだ。日本の総理大臣経験者として初の訪台が実現すれば、中国の反発はさらに大きくなっていただろう。全国紙社会部記者が言う。

「訪台を阻止したかったのは中国だけではなく、米国も同じです。ペロシ氏の訪台は4月から持ち上がっており、中国と手打ちするシナリオを作っていた。安倍訪台でそれをかく乱されてはたまらないと、不快感を示していました」

 安倍氏は米中の思惑を知りながら、政治信条から訪台を強行しようとしていた、とも。米中双方にとって安倍氏の存在が邪魔であり、これが特殊な銃弾が使用されたという見方につながっていく。

 安倍氏銃撃事件を受け、7月11日午前、東南アジアを訪問中のブリンケン米国務長官が急遽、訪日。岸田文雄総理と面会した。国際情報筋は明かすには、

「国務長官が事件3日後に訪日するのは異例。事件の裏に複雑な国際情勢が絡んでいることを示唆している」

 安倍氏の訪台、それを取り巻く米中の思惑、浮上したガリウム弾。

「さながらスパイ小説のごとき見方が出る背景には、自民党と旧統一教会の関係ばかり注目される流れを変えたい、という一部の勢力の思いもあるようです」(前出・社会部記者)

 はたして「疑惑の銃弾」の真相は──。

(健田ミナミ)

2022/8/16 17:58

この記事のみんなのコメント

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  • なんで1発だけ!?・・・一応メディアのはしくれなんだから、コジツケ100%の妄想をニュースにするなよ。だからアサ芸系列は三流なんだろな(笑)

  • くだらない。もし安倍さんの訪台が計画されていたとして、安倍さんに訪台して欲しくなければそう連絡してくるだろうよ。安倍さん暗殺が発覚した場合の日米関係への影響を考えたら有り得ない。さすが朝日の系列。

  • トリトン

    8/17 13:13

    少し話しそれるが政府安倍さんの国葬国民には黙祷させるの検討中とかアホか!と言いたいが安倍さんの国葬だぞやるの当たり前だとかどうなるのかな?国民よ総理の国葬に頭タレないなんて下民どもが生意気な7日もな。

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