アルテタ、躍動のG・ジェズスを絶賛「2G2Aでも落ち込んでいる。それこそが必要な精神」

 アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督は、プレミア開幕2連勝を果たしたレスター戦を終え、活躍を見せるブラジル代表FWガブリエル・ジェズスやファンの影響力について言及した。13日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。

 プレミアリーグ開幕戦でクリスタル・パレスを倒したアーセナルは、13日に本拠地でレスターと対戦。試合は序盤から好調アーセナルが支配すると、23分にガブリエル・ジェズスの芸術的な新天地初ゴールで先制。さらに12分後にもG・ジェズスが追加点を決めると、後半には2点ずつを取り合い、アーセナルが4-2でレスターを下して開幕連勝を達成した。

 新戦力の活躍もあり、難敵との連戦で好スタートを飾ったアルテタ監督は試合後に心境をコメント。「本当に幸せだよ。素晴らしいパフォーマンスだった。両チームによるとても良いフットボールの試合だった。レスターも彼らの時間帯を作っていたからね」と、撃ち合いを制したチームのパフォーマンスに満足感を示した。

 また、ホームでの公式戦デビューでいきなり2ゴール2アシストという結果を残したG・ジェズスについて、「2ゴールを決め、2ゴールを演出し、それでも“4得点できたはずだった”と言って落ち込んでいる。それこそが必要な精神だ」と、早くも強烈なインパクトを残すアタッカーの貪欲さに言及。「彼を相手にしてプレーすることはしたくないね。機動力があり、直感に優れ、鋭く、ゲームのどのフェーズにおいても予測能力がある。彼は真の脅威だ」と絶賛した。

 そしてアルテタは、ウィリアム・サリバのオウンゴール後にファンが見せたリアクションにも言及。開幕戦ではマン・オブ・ザ・マッチに選ばれる活躍を見せた逸材DFに対し、ゴールを献上する痛恨ミスの後も、ボールが渡る度に大きな拍手で後押ししたファンの影響力を口にした。

「オウンゴールの後に観衆がサリバに対して行ったことは、私のキャリアでも見たことのないものだった。それがウィリアムに自信を与え、その後の彼やチームの終盤のプレーを良いものにした。私は彼に関して、クリスタル・パレス戦よりも満足しているよ。なぜなら、オウンゴールの後の彼のプレーは素晴らしいものだったからね」

 好調のアーセナルは次節、20日にアウェイで昇格組ボーンマスと対戦する。

2022/8/14 10:54

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