「フワちゃん感ゼロ!」ハリウッド映画吹き替えデビューに声優たちも驚愕

 ユーチューバー・フワちゃんが8月8日に自身のツイッターアカウントを更新し、ハリウッド映画「ブレット・トレイン」での吹き替え声優デビューをファンに報告した。

 人気俳優ブラッド・ピットを主演に据えた同作は、ベストセラー作家・伊坂幸太郎氏の「マリアビートル」をデヴィッド・リーチ監督が映画化したアクション大作で、全米で初登場No.1の興行収入を記録した話題作だ。

 舞台は日本の高速列車で、ブラピ演じる不運な殺し屋・レディバグが車内に同乗した9人の殺し屋と対峙するストーリー。フワちゃんは乗務員を装った毒使いの暗殺者・ホーネットの声を担当しており、ツイッターに「フワちゃん声優デビューー!!!!!! どうですか!!!! いいですか!!!!!!」と興奮気味に問いかけると、同作公式アカウントの予告動画を引用した。

 動画には、フワちゃん演じるホーネットが、レディバグと激しいバトルを展開するシーンが。ブラピに向かって「私の蛇、盗んだろ?」と詰め寄るフワちゃんの意外な低音ボイスや、「この泥棒めが!」と叫ぶ荒々しいシーンなど、緩急のある見事な吹き替えぶりが凝縮されていた。

 事前に言われなければ、フワちゃんが担当しているとは想像も付かない自然な仕事ぶりで、ファンからは「最高に似合ってます!」「フワちゃんいい声しすぎて最高!!! じょうず!!! 吹き替えでも見に行くことにしたよ」「全然フワちゃんってわからなかった」「めちゃうま!」などと絶賛が殺到。普段のバラエティ番組で見せるワーキャーとした甲高い声は封印され、シリアスなホーネットの世界観を見事に体現している。

「フワちゃんの吹き替えは、ファンだけでなく同業者からも好評で、同日に都内で開催された『ブレット・トレイン』出発式イベントに登壇した声優・堀内賢雄(ブラピ担当)は『相当上手いよね』と称賛。関智一(レモン役担当)も『フワちゃん感が全然消えてたもん。女優さんみたい』と表現すると、テンションの上がったフワちゃんは『え、嬉しい、ありがとう。アクリル板がなかったらキスしてたのに』と喜んでいました。

 昨年には劇場版『クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園』で、アニメの吹き替えに本人役として初挑戦していたフワちゃんですが、『これまではフワちゃん役しかやったことがなくて、初めて違う人の声をやったんだよね。だから、すごく嬉しかった』と笑顔でコメント。予告動画を見ると、初挑戦とは思えないほど期待のできる吹き替えに仕上がっているのではないでしょうか」(テレビ誌ライター)

 9月1日に全国公開を迎える同作。フワちゃんファンはあえて吹き替えで鑑賞し、その勇姿を満喫するのもアリかもしれない。

(木村慎吾)

2022/8/11 18:15

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