エヴァートン、逸材MFオナナを獲得! ランパード監督の存在は「大きな理由のひとつ」

 エヴァートンは9日、リールからベルギー代表MFアマドゥ・オナナが完全移籍で加入することを発表した。

 契約期間は2027年6月30日までとなり、背番号は「8」に決定。地元紙『リヴァプール・エコー』によると、ボーナスを含めた移籍金は最大で3000万ポンド(約49億円)を超えるようだ。

 現在20歳のオナナは、パワーとスピード、テクニックを兼ね備えた身長195センチメートルの守備的MF。アンデルレヒトやズルテ・ワレヘム、ホッフェンハイムなどの下部組織を経て、2020年にハンブルガーSVでプロデビューを果たした。2021年夏にリールへと完全移籍し、2021-22シーズンのリーグ・アンでは31試合に出場した。今年6月にはベルギー代表デビューも果たしている。

 エヴァートンにとって今夏5人目の新戦力となったオナナは、クラブ公式サイトを通じて次のようにコメント。移籍の決め手の一つに、現役時代にチェルシーやイングランド代表で活躍したフランク・ランパード監督の存在を挙げている。

「エヴァートンへの移籍は素晴らしい気分だよ。イングランドでも有数のビッグクラブであることは知っている。(このようなクラブに所属することは)長年夢見てきたことのひとつだ」

「監督も大きな理由の一つだ。彼は最高レベルでプレーし、多くの勝利を収めた中盤の選手だった。彼から関心を持たれることは大きな意味があるし、彼は僕にいろいろなことを教えてくれると思う」

「エヴァートンのファンは素晴らしい。昨シーズン、彼らの応援を見たことも、僕がエヴァートンを選んだ理由の一つだ。グディソンで会えるのが楽しみだし、雰囲気を聞いただけで鳥肌が立つよ。青は僕の好きな色でもあるんだ。クラブとサポーターのためにすべてを捧げるつもりだ」

 また、ランパード監督はオナナについて、「アマドゥは、我々がエヴァートンに連れて来たいと強く願っていた選手だ。彼は中盤の強化に役立つ多くの素晴らしい資質を持ち、まだ20歳と若く、さらに良くなる大きな可能性を持っている。アマドゥには、なぜエヴァートンが彼にふさわしいクラブなのかを話したし、彼がチームに何をもたらしてくれるのか、我々全員が楽しみにしている」とコメント。同選手の活躍と成長に期待を寄せた。

2022/8/9 21:31

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