NEC、バレンシアからGKシレッセンを獲得…11季ぶりの古巣復帰で3年契約締結

 NEC(エールディヴィジ)は8日、バレンシアからオランダ代表GKヤスパー・シレッセンを完全移籍で獲得したことを発表した。なお、契約期間は2025年6月30日までの3年間であることも併せて伝えている。

 現在33歳のシレッセンはNECの下部組織出身で、2010年8月にトップチームデビュー。翌2011年夏から在籍したアヤックスを経て、2016年夏にバルセロナへとステップアップしたシレッセンは、同シーズンのコパ・デル・レイ(国王杯)8試合でゴールマウスを守った。なかでも、準決勝のアトレティコ・マドリード戦ではビッグセーブを連発し、チームの大会3連覇に大きく貢献。その後、バレンシアへと活躍の場を移した同選手は在籍3シーズンで公式戦通算58試合に出場した。

 11シーズンぶりにNECのシャツを身に纏うシレッセン。古巣復帰を果たした同選手は、クラブ公式サイトで胸中を明かしている。

「家に帰れることができて、とても嬉しい。この10年間、僕は素晴らしい冒険をしてきた。そして今、こうしてNECに戻ってこれたことはさらなる喜びだ。NECは素晴らしいプロジェクトに取り組んでいて、僕もその一員になりたい。自分自身の経験を生かして、クラブの選択肢を増やすことに繋げたいし、そう願っている。すぐにでも始めたいよ」

2022/8/9 18:10

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