スケジュール管理だけじゃもったいない!“人生をよりよくする”手帳の活用法

 みなさんは普段、ご自身の手帳にどのようなことを書き込んでいますか?

 未来の予定やその日の出来事などの記録がメインだという場合は、次のようなことにも活用してみてはいかがでしょうか。普段意識していないことに気持ちを向けることができ、新しい自分と出会えるかもしれませんよ。

■相手の好きなところをたくさん書き出す

 家族や恋人などの好きなところを10~100個程度、時間をかけてできるだけたくさん書き出してみましょう。パッと思いつくことだけでは、すぐに手が止まってしまう方が多いのではないでしょうか。

 でも、ここからが“書き出す価値”がグンと高まるところ。一緒に行うと楽しいこと、ちょっとした優しさに触れたうれしさのこと、その人らしい仕草など、普段は言葉にしない小さな感謝や愛に気付くことができます。

 また、相手のよさに敏感になることで、日々の生活における相手への感謝や愛を発見しやすくなります。定期的に取り組んで、どんどんアップデートし続けましょう。

■日々の目標や人生で達成したい野望を書き出す

 目標を書くと叶いやすいといわれる理由のひとつに、明確にすることでその目標を意識して過ごすことができるという点が挙げられます。

 そして、「こうなったらいいな」ではなく、「いつまでに何を達成するか」を考えて書くことで、実現に向けた行動が取りやすくなります。また、実践してみて難しければ、目標を調整したり期間を伸ばしたりすることで、達成方法や達成への近道をみつけやすくなります。

 目標や夢を叶えるには、そのために必要な行動ができるかどうかにかかっています。できるだけ具体的に書き出し、その方法に意識を向けられるようにしましょう。

■溜まった気持ちを書き出す

 うれしいことだけでなく、嫌なことも悲しかったことも悔しいことも、全部書き出してみましょう。書き出すことで客観的にみつめることができ、イライラした気持ちが静まり、解決のための行動を起こしやすくなります。

 とにかく嫌!という気持ちを書き出すことで、なぜ嫌なのか、どうなったらうれしいのか、そのためにできることは何かなどがみつけやすくなりますよ。

 書くことを名目にして、自分をみつめる時間を作ることに大きな意味があります。何が好きでどんなことをしたくて何を改善したいのか、自分自身にインタビューするような気持ちで取り組み、新しい自分を発見してはいかがでしょうか。

(Nao Kiyota)

2022/8/8 10:14

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