顔の吹き出物を潰した女性、寄生虫のような異物が飛び出して愕然(英)

英リバプール、アラートンに住むルイーズ・エドワーズさん(Louise Edwards、34)が瞼の上にできた吹き出物から出てきた異物の写真をFacebookにシェアしたところ、多くの関心を集めた。ルイーズさんは先月22日の朝に目を覚ますと、片目の瞼の上に小さな吹き出物のようなものがあることに気づいた。

ルイーズさんはあまり気にせずにいたようだが、やがて時間とともに吹き出物は大きくなり、中にしこりのようなものができて痛みが伴うようになった。あまりの激痛にルイーズさんは翌日、ロイヤル・リバプール大学病院内にあるセント・ポールズ眼科病棟で診察してもらうことにした。ルイーズさんは当時のことをこのように振り返る。

「私は窓を開けて寝ているので、虫などが入ってきたのかもしれません。目覚めた時に吹き出物のようなものができていて、眼科ではそれを絞り出そうとしていました。そして抗生物質を処方されて自宅に戻ったんです。」

しかしルイーズさんの症状は改善されず、痛みはさらに激しくなり腫れはどんどん大きくなって、ついには目が開けられなくなってしまった。そのためルイーズさんは再び病院を訪れたが、眼科では抗生物質の使用を続けるように言われただけだったそうだ。

そして吹き出物ができてから4日目の先月25日、近所に住む女性がルイーズさんの腫れた瞼を見て「何が起きたのか?」と尋ねてきた。事の次第を説明すると、ルイーズさんは女性から「熱いお湯を患部にあてた後、中の物を絞り出すように」とアドバイスされた。

早速、自宅に戻ったルイーズさんは言われた通りにしたところ、吹き出物が弾けたような感覚とともに中から異物が飛び出した。しかもその異物には足のようなものが生えており、驚いたルイーズさんは大声で父親を呼び異物を見てもらったところ「何かの寄生虫ではないか」と言われたそうだ。

ルイーズさんは異物を持って眼科に向かったが、看護師からは「映画『エイリアン』に出てきそうな物体ね」と笑いながら言われ、抗生物質の使用を続けるように言われただけで異物の正体は分からずじまいだったという。そしてルイーズさんがFacebookで異物の写真を投稿したところ、哺乳類に大量に寄生する「ボットフライ(和名:ヒトヒフバエ)の幼虫」ではないかという意見が多数寄せられた。

ちなみにボットフライは主にメキシコからアルゼンチンあたりの熱帯地域で見られるが、ルイーズさんは吹き出物ができる前は家で過ごすことが多かったと話している。

「私は普段家にいて、最近はどこにも行ってませんでした。約1か月前にトルコに行って1週間前にキャンピングトレーラーで過ごしてましたが、その後は何事もなかったんですよ。」

自分の瞼の上に入っていたものが何であるかどうしても気になるルイーズさんは、異物を持って大学の熱帯医学研究室を訪れたが「紹介状が必要」と言われてしまったという。それでもルイーズさんは異物の正体をはっきりさせ、自分の体験を多くの人に共有して警告していきたいと明かしている。

画像は『Metro 2022年8月3日付「Mum felt a ‘pop’ when weird, slimy parasite crawled out from under her eyelid」(Picture: Liverpool Echo)』『The Daily Star 2022年8月3日付「Mum felt sickening pop as ‘huge parasite slithered from beneath her eyelid’」(Image: Louise Edwards)』のスクリーンショット

(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

2022/8/6 6:00

こちらも注目

新着記事

人気画像ランキング

※記事の無断転載を禁じます