唇のピアスが原因で感染症を患った20歳女性、敗血症により死亡(ブラジル)

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ブラジルのマト・グロッソ・ド・スル州イタポランに暮らすアンドレッサ・ソウザさん(Andressa Souza、20)は先月、唇のピアスが原因で感染症に罹患した。

唇のピアスホールから発生した感染症は脳にダメージを与え敗血症を引き起こした結果、彼女は7月9日に息を引き取った。

母親マリア・アパレシダ・ダ・シルバ・オリベイラさん(Maria Aparecida da Silva Oliveira、47)はアンドレッサさんの当時の様子をこのように明かした。

「アンドレッサが唇にピアスを開けたのは今から2か月ほど前のことです。しばらくして娘の口はひどく腫れて、動かすこともできないほどでした。あまりに腫れ上がっているせいでピアスを外すこともできなくて。そして6月13日頃から体調を崩してひどい頭痛と発熱に襲われたんです。その時、この地域ではデング熱が流行っていたので、娘もきっとデング熱だろうと思っていたんです。」

しかしその後も病状は悪化する一方で、医師からはドウラドスにあるダ・ヴィダ病院(Hospital da Vida)でMRI検査を受けるよう告げられたという。そして病院に向かう途中、アンドレッサさんは昏睡状態に陥った。

「救急車に乗せようとした時、娘は意識を失いました。病院に着いて詳しい検査を受けたところ、医師からは唇のピアスによって起きた感染症が脳まで及んでいると告げられました。娘は手術を受けたのち気管挿管されて、6月15日から7月9日までの間、集中治療室で治療を受けていました。」

治療に携わった医師によると、アンドレッサさんの感染症は非常に深刻で脳の37パーセントに影響を及ぼしていたという。その後、敗血症を引き起こし命を落とした彼女だが、医師は「たとえ一命を取り留めていたとしても植物状態になっていた可能性が高かった」と語っている。

アンドレッサさんは7月10日に埋葬されたといい、マリアさんは愛娘を失った悲しみをこのように吐露している。

「唇にピアスをしたせいで娘はこんな痛みと苦しみを味わうことになりました。アンドレッサはピアスを開けるため路地裏にある店で60レアル(約1530円)を支払ったそうですが、その店が施術に必要なライセンスを持っていたかどうかは分かりません。若い女性たちはおしゃれのためピアスをするものですが、私の娘がピアスによって命を落としたことを是非とも知って欲しいです。アンドレッサには夫と3歳になる息子がいます。彼は幼いながらに母親が苦しむ姿を目の当たりにしました。彼にとって母親を失うことは何よりも辛いことです。」

ちなみにブラジルでは昨年7月、15歳の少女が瞼のピアスが原因で感染症を患い死亡している。少女は母親に「専門店で瞼にピアスをしたいのでお金が欲しい」とお願いしたが反対されたため、自らピアスホールを開けたそうだ。

画像は『The Sun 2022年7月13日付「PIERCING HORROR Young mum, 20, dies after getting cheap £9 lip piercing at back-street parlour leaving her in coma」(Credit: Newsflash)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 上川華子)

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  • 7/20 4:00
  • Techinsight japan

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