「出社する意味がわからない。残業時間も倍増した」テレワークが終了したエンジニア男性の不満

全社的にリモートワークが終了し、「本当は出社したくない」という人もいるだろう。しかし中には、出社に戻って安堵している人もいる。キャリコネニュースのリモートワークをテーマにしたアンケートには

「はっきり言って、リモートワークの方が仕事がはかどるなど、通勤時間を仕事に当てられる以外にあり得ない。勤務中の密度は、作業環境、集中力、休憩との切り替え、すべての面で低下してる」(東京都/男性50代前半/企画・マーケティング・経営・管理職/年収1100万円)

など、さまざまな意見が寄せられている。(文:okei)

※キャリコネニュースでは「リモートワークが終了した人」をテーマにアンケートを実施しています。回答はこちらから。 https://questant.jp/q/64DKD62U

「週3or4出社か、業務に合わせて出社在宅が選べるといい」

男性は「『リモートワークのほうが仕事が進んだ』という人の、上司や同僚の評価を聞いてみたい」としていた。男性にとってリモートワークはデメリットのほうが大きいようだ。

もちろん職種によってリモートワークにも向き不向きがあるため、一概にどちらがいいとは言えない。ITエンジニア(システム開発・SE・インフラ)として働く40代前半の男性(東京都/年収550万円)の場合は

「出社する意味がわからない。リモートの方が邪魔されず集中して仕事ができた。出社した途端、横入れされるタスクが増え、残業時間が倍増した。リモートワークでも、コミュニケーション量は変わらないし、仕事のクオリティも下がってない」

と出社に戻った現在が不満のようだ。

一方で、機械・電気・電子・半導体・制御系エンジニアの男性(愛知県/40代前半/年収850万円)のリモートワークに対する考えは、こうだ。

「設計開発・研究職なので、在宅勤務デメリットは実験等の設備を使う仕事がしづらかったこと。在宅勤務メリットは、データまとめや理論検討など一人で考える仕事のときは邪魔が入らずはかどったことと、朝夜に家族に会えること」

その上で、「個人的には週3or4出社か、業務に合わせて出社在宅が選べるといいなと思っている」とメリハリのある出勤体制を希望していた。

2022/7/5 11:58

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