火10『ユニコーンに乗って』現場は和気あいあい、アドリブシーンに杉野遥亮も“ニヤッ”

7月5日からスタートするTBS系火曜ドラマ『ユニコーンに乗って』リモート制作発表会見が2日に行われ、永野芽郁、西島秀俊、杉野遥亮、坂東龍汰、前原滉、青山テルマが出席した。

スタートアップ企業の若きCEOが、自身の会社に転職してきた会社の雰囲気と真逆の中年サラリーマンや、共に起業した仲間たちと共に仕事に恋愛に奮闘する姿を描いた大人の青春ストーリーである本作。永野は民放GP帯ドラマ初の単独主演となる作品で、これまで経験したことのないCEOという役柄に挑んでいる。

登壇者が口々に楽しい現場と話していたように、この日の会見も終始和気あいあいの雰囲気で進行する。現場のムードメーカーになっているのは、連続ドラマ初レギュラー出演となる青山だという。青山が演じるのは、佐奈が経営する「ドリームポニー」に勤める帰国子女のエンジニア・夏井恵実。

青山は初のドラマの現場で分からないことばかりだったと話していたものの、永野や前原が「とにかくアドリブがすごい」と暴露すると、奔放な青山の演技で“素笑い”が止まらなくなってしまったという。しかし青山は涼しい顔で「なんか知らないけど(みなさん)変なツボに入っ入っちゃったんですよ」と他人事。

この発言に前原は「いやいやいや」と原因が青山にあることを突っ込もうとすると、永野が「女子代表して私が言います」と手を挙げ「セリフだったら我慢できるじゃないですか。でもまさかのアドリブで、笑わせてくるんですよ」とプチクレーム。さらに永野は「見えないところで杉野さんもちょっとニヤッとしてるし、前原さんも素で笑ってしまっているし……もう崩壊的でしたよね」と楽しそうに振り返っていた。

笑いが絶えない現場だというが、もちろん真剣なシーンも見どころ。西島は、第1話で永野と対峙するシーンでの芝居の集中力を「普段は天然な感じでホワンとした楽しい感じだけど、本番ホント気をつけて。(急にギアが)ガっと入ってくるのでびっくりする。」と絶賛すると、同じく第1話の面接のシーンで一緒だった坂東の芝居にも「カットがかかったあと拍手が起きたぐらい。必見です」と称賛していた。

さらにドラマの見どころを伝えるための「あいうえお作文」のコーナーでは、順番を決めるためのくじが入ったボックスを杉野が持つと、箱の向きやカメラアングルを気にして、体を上下に調整。重心を落とした謎ポーズで構えるなど、とにかく自由奔放。

そんな杉野は、青山が繰り広げたアドリブ連発のシーンでは「最初の方の撮影で、まだ僕も青山さんにも全然慣れていなくて、どういう反応をしたらいいのか分からなかったので、しっかり集中しようと思っていたのですが、やっぱり笑っちゃいました」とポツリ。すると前原は「笑っていないような顔して(カメラが向いていないときに)笑っているんですよ。だからズルいんですよ」と突っ込みを入れていた。

杉野が「続きが気になるドラマなので、まず第1話を観て欲しいです」とメッセージを述べると、西島も「仕事や恋愛、勉強を頑張っている人の後押しができるドラマになっています」と作品をアピール。永野も「精一杯向き合って明るいドラマをお届けできるように頑張っていきたい」と意気込みを語っていた。

(C)TBS

2022/7/2 23:22

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