母国復帰のチリ代表DFイスラ、U・カトリカでのデビュー戦を終え「自分たちらしいチームを…」

 6月23日にウニベルシダ・カトリカ(チリ)への加入が発表されていた同国代表DFマウリシオ・イスラが、新天地でのデビュー戦を終えた。

 現在34歳のイスラは、2007年夏にカトリカの下部組織からウディネーゼの下部組織へと移籍。ウディネーゼでトップチーム初出場を果たすと、2012年夏にはユヴェントスへとステップアップした。その後はQPR、マルセイユ、カリアリ、フェネルバフチェを経て、2020年夏にはフラメンゴへと完全移籍加入。同クラブでおよそ2年間プレーした後、母国のカトリカ復帰が決まっていた。

 イスラは6月30日に行われたコパ・スダメリカーナのラウンド16ファーストレグ・サンパウロ戦にフル出場。試合は2-4で終了し、ホームで敗れる悔しい結果となっている。イスラは「難しい結果となってしまったが、後半には2点を返すことができた。チームメイトは素晴らしい仕事をしたと思う。チームとしてどうなっていきたいのかを明確にし、向上心を持って日々取り組んでいかなければならない。同じ失敗をしないように、どうしたら前に進めるかを考えて努力しなければならない」と話した。

 また、古巣に帰還してからの公式戦初出場を受けて、「テクニカルディレクター、チームメイト、そしてクラブ幹部のおかげで、大きな自信を持って帰ってくることができた。どうしても母国に帰ってきてプレーしたかったからね」とコメント。デビュー戦の結果は悔しいものとなってしまったが、「彼らは南米でも有数の強豪クラブ。僕らは僕ららしく、自分たちが辿り着きたい場所を目指して目標を見失ってはならない。自分たちらしいチームを作っていきたい」と、ベテランらしくチームを俯瞰した上で話をした。

2022/7/1 19:08

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