バイエルン、レヴァンドフスキに対するバルサの3度目オファーも拒絶か…金銭面で開き

 バイエルンは、同クラブ所属のポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキに対するバルセロナからの3度目のオファーも拒絶したようだ。30日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 レヴァンドフスキはバイエルンとの現行契約を2023年6月30日まで残しているものの、新たな挑戦を求めて今夏の移籍を希望。バイエルンは契約満了まで同選手を留めることを望んでいるものの、同選手が先日、「僕のバイエルンでの時間は終わった」と退団願望を公にするなど、その去就には注目が集まっている。

 そんなレヴァンドフスキに対しては、バルセロナが強い関心を寄せていることが明らかになっている。既にバルセロナはレヴァンドフスキに対し、2度のオファーを提示しているものの、いずれもバイエルンに拒否された模様。そんな中、獲得を諦めないバルセロナはこの度3度目のオファーを提示したようだ。

 報道によると最新のオファーの内容は、移籍金4000万ユーロ(約56億円)に500万ユーロ(約7億円)のボーナスを付与したものだったとされている。しかしながら、バイエルンは今回のオファーにも納得せず、オファーを拒否した可能性が高いようだ。ドイツ紙『ビルト』によれば、クラブの名誉会長を務めるウリ・へーネス氏も、「彼には契約がある。私たちは彼を放出しないと決めている。代わりが見つかれば話は別だけどね」とコメントしたとされており、バイエルン側は今夏の移籍を容認しない姿勢を貫いているとのこと。バイエルン側の最低要求額は5000万ユーロ(約70億円)や6000万ユーロ(約86億円)と報じられており、バルセロナの提示額とは開きがあるのが現状だ。

 すでにバルセロナとは今夏の移籍で個人合意に至っているとも報じられているレヴァンドフスキ。移籍が実現しない場合、プレシーズン活動への帯同を拒否するとも伝えられているが、果たして本人の希望通り、移籍することはできるのだろうか。

2022/6/30 23:09

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