『相棒』シリーズ終了へ? 初代・亀山薫復活とテレ朝の深刻な「視聴率事情」

 水谷豊が主演を務める連続ドラマ『相棒season21』(テレビ朝日系)が10月からスタートするにあたり、主人公・杉下右京の“初代相棒”として出演していた寺脇康文の復活が発表された。ネット上のドラマファンは大いに沸いたが、「6月30日発売の『週刊文春』(文藝春秋)は、『相棒』シリーズの終了をほのめかす記事を掲載した」(テレビ誌ライター)という。

 2000年から放送を開始した『相棒』シリーズは、警視庁特命係係長の杉下(水谷)が、相棒とともにさまざまな難事件を解決していく刑事ドラマ。初代相棒・亀山薫を演じた寺脇が『season7』の第9話をもって卒業すると、以降は、2代目相棒・神戸尊(及川光博)や3代目相棒・甲斐享(成宮寛貴)、4代目相棒・冠城亘(反町隆史)が順次出演。今年3月に最終回を迎えた『season20』で反町が卒業したため、業界内外で「5代目相棒は誰だ?」と注目されていた中、6月23日、寺脇演じる亀山の復活が発表されたのだった。

「これにはドラマファンも大喜びですが、一方で『薫ちゃん復帰で、いよいよ「相棒」最終章に突入か』『右京さん&薫ちゃんのコンビで締めくくりって感じ?』など、シリーズ終了の予感を書き込むネットユーザーも少なくありません。まだ公式に発表されたわけではありませんが、今月30日発売の『文春』でも、水谷は数年前からシリーズの“幕引き”を意識していたという、局関係者の証言が掲載されました」(同)

 なお、寺脇が初代相棒を卒業した原因は「水谷と“不仲”だったから」というのが通説だが、「文春」によると、水谷自ら寺脇に電話をかけて再登板のオファーをしたとのこと。

「水谷はこれまで、『相棒』を終わらせないために、演出だけでなくスタッフやキャストの人事にまで口を出していたそう。時には大胆な人員整理を行い、視聴者を飽きさせないように尽力していたともいわれ、一部週刊誌で『天皇』と報じられたことも。当然、これまで相棒を務めた俳優の卒業も水谷の意向で決められていたとみられますが、そんな水谷が今、初代相棒の寺脇を指名したということは、やはりシリーズの終了が視野に入っているのかもしれません」(スポーツ紙記者)

 ドラマファンからは「終わってほしくない」と惜しむ声も出ているが、水谷は今年7月に70歳の誕生日を迎えるため、“現役刑事”である杉下を演じるには「現実味がない」などとの指摘も少なくなかった。

「また、局内では、『相棒』の視聴率面の問題が深刻化していたようです。世帯視聴率も低下傾向にありましたが、それ以上に、若年層視聴者からの支持が得られておらず、近頃、若年層を取り込むべく四苦八苦しているテレ朝としては、終了を考えざるを得ない。ちなみに、同局の人気ドラマシリーズには『ドクターX ~外科医・大門未知子~』もありますが、こちらは『相棒』と違って、若年層のファンがついているため、今後も放送を重ねていくのでは」(同)

 寺脇復活後は何シーズン続けるのか、このまま本当に最終章へ向かっていくのかなど、気になる点は多いが、まずは『season21』初回放送の“亀山薫14年ぶりの登場シーン”を心待ちにしたい。

  • 6/30 12:35
  • サイゾーウーマン

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