生後5か月の女児と目を合わせなかった飼い犬、次第に心を開きベストフレンドに(米)

米フロリダ州マイアミに住むミシェル・マリーさん(Michelle Marie)一家は、オスのゴールデン・レトリバー“ベアー(Bear)”を飼っている。

昨年2月15日のこと、一家には長女ウィンターちゃん(Winter、1歳4か月)が誕生、それまで夫婦2人の愛情を独り占めしていたベアーの環境も大きく変わった。

そしてウィンターちゃんが生後5か月になった頃、ミシェルさんは娘に対してよそよそしい態度をとっていたベアーの目の前で娘を抱っこし、愛犬の反応を動画に収めた。

動画ではウィンターちゃんを直視せず、どこか遠くを見るようにしてソファーの上で固まっているベアーの姿が見て取れる。

ミシェルさんは「ベアー、あなたはゴールデン・レトリバーでしょう。ファミリードッグのはずよね! あなたの妹(ウィンターちゃん)に体を触らせてあげてよ」と笑いながら語りかけ、目を丸くしながらチラチラとウィンターちゃんを見るベアーに「この子を知らないふりなんてしないでよね! 娘はここにきて5か月になるんだから」とお願いをしている。

この動画は昨年7月、SNSに投稿されて話題となり、ミシェルさんは5月6日に再生回数が860万回を超えたことを公表、動画を見た人は次のような感想を述べていた。

「あのベアーの顔が最高だね。『どこかにその子を連れていってよ』という顔をしているよ。」

「あの目! 嫉妬心たっぷりで見ているよ。」

「赤ちゃんが固形食を口にして、ポロポロこぼすようになったらすぐに懐くよ。」

「うちのゴールデン・レトリバーも息子に同じ態度を取っていたの。でも息子がシリアルを食べるようになったら変わったわよ。」

「あの犬の気持ちが分かる! キュート!」

「あの犬の目はクジラ目(白目をむいている)で、ストレスや不快感のサイン。こういう状況下で犬に噛まれる事故が起きる。これは危険だよ。」

「うちの犬も保護犬を連れてくるたびにあの目を見せるわ。」

「飼い主への愛情表現でもあると思う。」

そして今月27日には『The Dodo』がその後のベアーとウィンターちゃんのやりとりを捉えた動画を編集して公開したが、ベアーが少しずつ距離を縮めていき、ウィンターちゃんにキスするまでになった過程が映し出された。

ミシェルさんによるとベアーは長い間、ウィンターちゃんに興味はあるもののなかなか近づこうとせず、たまに寄ってくると匂いを嗅いで去っていくなど距離を置いていたという。しかし最初の動画の投稿から1か月ほど経つと、寝室の前でおもちゃをくわえ、ウィンターちゃんが起きてくるのを待つようになるまで心を開き、今では“ベストフレンド”になったそうだ。

一方のウィンターちゃんはというと、ミシェルさんは昨年12月、Instagramに生後10か月のウィンターちゃんが椅子に座ってベアーを嬉しそうに見つめる写真を投稿し、このように綴っていた。

「娘に椅子の高さを低くするようお願いされたわ。そうすることでベアーとお話をして、一緒に笑って、食べ物をシェアするんですって!」

大の仲良しのウィンターちゃんとベアー。きっとこれからもたくさんの思い出を一緒に作っていくに違いない。

この投稿をInstagramで見る

The Dodo(@thedodo)がシェアした投稿

画像は『Michelle.Marie 2021年7月18日付Instagram「NOPE.」、2021年3月17日付Instagram「Tuesday .」、2022年1月9日付Instagram「FINALLY,」、2021年12月16日付Instagram「People,」』『The Dodo 2022年6月27日付Instagram「Winning over your awkward golden」』のスクリーンショット

(TechinsightJapan編集部 A.C.)

2022/6/29 5:00

こちらも注目

新着記事

人気画像ランキング

※記事の無断転載を禁じます