マンUがF・デ・ヨング獲得へ再オファー…バルサは105億円+アドオンの支払いを望む

 マンチェスター・ユナイテッドが、バルセロナオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨング獲得に向けた再オファーを近日中に提出するようだ。23日、イギリスメディア『マンチェスター・イブニング・ニュース』が報じている。

 同メディアによると、マンチェスター・Uはバルセロナに対し、移籍金6000万ユーロ(5164万ポンド・約84億円)のファーストオファーを提出。しかし、3年前に6500万ポンド(約104億円)でアヤックスから獲得した選手を、それ未満の金額で売却することに難色を示したため、合意には至らなかった。

 しかしながら、苦しい財政状況もあるうえ、同じポジションにはスペイン代表MFのガビとペドリも台頭していることから、バルセロナはF・デ・ヨングを売却する準備が出来ていることは変わりないとのこと。同クラブは、7500万ユーロ(6455万ポンド・約105億円)は絶対かつ、F・デ・ヨングのパフォーマンスや成績などに応じたアドオンを付帯させることで、F・デ・ヨングを獲得するために支払った金額を上回る移籍金で売却を希望しているようだ。

 なお、マンチェスター・Uの新監督でアヤックス時代に同選手と師弟関係にあったエリック・テン・ハフ監督は、F・デ・ヨング獲得を最優先に考えており、クラブ側も6月の大半を同選手の交渉に費やしている。

 加えて、テン・ハフ監督は、F・デ・ヨングの他にも多くのポジションの補強を検討している模様。ブレントフォードのデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセン、アヤックスのブラジル代表FWアントニー、ワトフォードのオーストリア代表GKダニエル・バッハマンと、センターバック1人が候補に挙がっている。

 今夏注目銘柄の1人であるF・デ・ヨング。行方に注目が集まる。

2022/6/23 20:05

こちらも注目

新着記事

人気画像ランキング

※記事の無断転載を禁じます