営業職を約1か月で辞めた女性「一瞬ニートになりましたが、それでも辞めて良かったと心から思う」

懸命に就活して入った会社でも、想像していた印象とは違うことがある。宮崎県の50代男性は、運送業の事務職を2か月で退職した理由を

「『わからない事は親切丁寧に説明します』と募集欄に書かれていたのに、職場の雰囲気が殺伐としていて、気軽に質問できる空気ではなかった」

と明かした。「あのままずっと居たら鬱病が悪化していただろう」と振り返り、「辞めて正解だったと思う」と退職に後悔はないようだ。(文:コティマム)

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2秒前までニコニコしていたのに突然キレる上司

東京都の30代女性は、社会人向けキャリアスクールの営業職を1か月弱で退職した過去がある。そこは「『新人いびり』を生き甲斐にしてる集団だった」という。

「もちろん初日挨拶や研修は無く、『中途なんだから出来て当たり前だろ』の言葉を浴びせられました」

特に男性上司に問題があったようで、「2秒前までニコニコしてたのに突然キレるような奇異な方だった」という。女性は仕事帰り際にその男性上司に呼びだされたことがあった。

「狭い個室に連行され、額に青筋を立てながら『お前の事を思って指導しているのになぜ結果で返せないんだ!』と怒鳴られた時に、辞める事を決意しました」

女性は逃げるように職場を去ったが、後悔はしていないようだ。

「次の就職先も決めずに辞めたので、一瞬ニートになりましたが、それでも辞めて良かったと心から思ってます。当時、退職を促してくれたキャリアアドバイザーの方の事は一生忘れません」

と感謝を綴った。現在は企画・マーケティング職の正社員として年収650万円を稼いでいる。

2022/6/23 6:00

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