「女性に嫌われてしまうおじさん」に共通している特徴

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 ユーザーの8割は女性。これを報じた『「おっさんレンタル」10年続いた理由 「ありがとう」で得られる満足』(withnews 2022年5月31日配信 取材・文 千絵ノムラ)はバズりまくり、多くのおっさんが沸きました。

 しかし、喜ぶのはまだ早い! この数字をもって、世の女性が全面的におっさんを受け入れているというわけではないからです。“オレもイケるかも?”なんて考えたら大ケガすること間違いなし。おっさんレンタルのCEO、西本貴信氏いわく、「おっさんはスーツを脱いで、名刺がなくなった途端に弱くなる」生き物とのこと。

 この弱さと向き合って一人の人間として女性と接するには、どんな心がけが必要なのでしょうか? 好かれる以前に嫌われないためには、まずどうしたらいいのでしょうか? 女性たちに話を聞いてみました。

◆一番重要なのは「距離感」

 おっさんはどうしても外見から入ってしまいがちです。『嫌われない中年ファッションの特徴。ロゴの入った服、ピチピチのサイズもNG』(日刊SPA 2022年3月6日配信)のアンケート結果からも、体形や体臭、口臭、そして腕時計などの持ち物に気を配るおっさんが多いことが明らかになりました。

「それも大事だけど」と語るのは、Mさん(カフェ店員・30代)。一番重要なのは距離感だというのです。

「たとえば、私がスマホをチェックしてるときに、身を乗り出して画面をのぞきこんだり、指でベタベタ触ったりしてくる人がいるんですよ。そんなことされたらNGじゃないですか?」

 男女の関係では「心と体のディスタンス」が必要で、いきなりタメ口なんてもってのほかと話してくれました。

 この“距離感”こそが全世代に共通する要素なのです。いきなり体を寄せられるのは「あせってる感が出てダメ」と、答えてくれたKさん(19歳・学生)。“心の距離感”についても、「プライベートを必要以上に探ってくるのはダメ」と、本当にイヤそうな顔で答えてくれました。

 Oさん(20歳・学生)とFさん(23歳・アパレル店員)も、初対面から距離を詰められるのは「ナシ」と口を揃えます。

◆エラそうなおじさんが嫌われる理由は「恐怖」

 そして、おっさんたるもの、年齢なりの余裕が必要。となると、経済力とか肩書を思い浮かべてしまいがちですが、そう単純ではありません。女性はもっと本質的なところを見極めているのです。

 Tさん(30代カフェ店員)が引っかかる男性は、「何を言っているのかわからない人」。小声で聞き取れないということではなく、話の内容がまとまっていない男性が論外なのだそう。“とりあえず落ち着いてくれ”ってことでしょうか。

 逆に、上から目線やマウントを取ってしまいがちなおっさんも要注意。嫌われる以上に、女性の心を追い込んでしまっているかも。Kさん(19歳・学生)とOさん(20歳・学生)は、「エラそうにされるのがNG」と答えてくれました。

 理由は、イヤなのではなく恐怖を感じるから。「精神的にプレッシャーを感じちゃう」(Kさん)とか、「怒り気味なのかなと思ってしまう」(Oさん)ので、キツい言葉遣いや態度を取るおっさんは、人として信用できないというのです。

 大切なのは、「説明力」(Kさん)と「褒め上手なこと。ただしあからさまじゃなく」(Oさん)とのこと。おっさんの皆さんは、ボキャブラリーと話し方、加えてボディランゲージも勉強しましょう。年齢や立場を超えて、フラットな関係を築くコミュ力。これも令和のおっさんの必須スキルですね。

◆「清潔感」って具体的にどういうこと?

 ここまでは、最低限わきまえておくべき内面やメンタリティについて語ってもらいました。とはいえ、やっぱり外見も大事。

 今回話を訊いた女性のすべてが挙げたのが、清潔感。頻出ワードですね。でも、何度も聞くのに男性からするといまいちイメージがつかみにくい。NGファッションの具体例から考えてみましょう。

 神は細部に宿る。ちょっとした小物にもおっさんのセンスが現れるもの。Nさん(28歳・書店員)は、「ミニショルダーバッグ? あれだけは勘弁してほしい」と訴えていました。たとえそれがどんなハイブランドだろうとダメ。

 理由を訊くと、「幼く見えるし、そもそも中途半端」とのこと。おっさんだけじゃなく、若い男子も気をつけたほうがいいかも。

 その他にNGファッションとしてあがったのが、スキニー過ぎるデニム。「必要以上にピタッとしてるのがキモい」(Kさん・19歳・学生)。同じ理由でタンクトップがダメだというOさん(20歳・学生)は、「体を強調しないでほしい」と辛らつでした。

◆必要以上にオーバーサイズなのも…

 だからといって、必要以上にオーバーサイズなのも考えもの。Tさん(30代・カフェ店員)が忌み嫌うのは、私服なのに作業服っぽい人。

「必要以上にダボダボってことは、他人からどう見えてるかに無頓着なわけじゃないですか。つまりそれって、自分を客観視できていないってことだと思うんです」と説明してくれました。

 同様にシルエット問題を指摘してくれたのが、Fさん(23歳・アパレル店員)。「キツそうなジャケットに、お尻パツパツのパンツ。それに先の尖った靴を合わされると、完全に萎える」とのこと。そういうファッションの人は、だいたい「アシンメトリーのツーブロック」だそうです。

◆最終的には「自分の好きなことをしていたらいい」!?

 女性陣の意見をまとめると、他人から見られて不快ではないことに気を配れる意識を清潔感と呼ぶのだと感じました。

 もちろん、おっさんをじっと見つめる人などほとんどいませんが、不意に目に入ってしまったとしても不快にならないラインを守る。これもマナーなのかもしれませんね。

 というわけで、耳が痛い言葉ばかりを紹介してしまいましたが、最後は心温まるエールを。

 最終的には「自分の好きなことをしていたらいい」(Kさん・19歳・学生)

 仕事でも趣味でも、なにかワクワクしたり安らいだりすることがあれば、その充実感は人に通じるはずだと話してくれました。

 おっさんだからといって、特別構えるのでも卑屈になるのでもなく、良き人であるように精進していくのが近道のようです。

取材・文/石黒隆之

【石黒隆之】
音楽批評の他、スポーツ、エンタメ、政治について執筆。『新潮』『ユリイカ』等に音楽評論を寄稿。『Number』等でスポーツ取材の経験もあり。いつかストリートピアノで「お富さん」(春日八郎)を弾きたい。Twitter: @TakayukiIshigu4

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  • 日刊SPA!

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この記事のみんなのコメント

2
  • …ず…

    7/4 8:07

    ガガーリン( ゚Å゚;)

  • ***

    6/23 8:10

    逆に男性に嫌われるオバハン。樽のように肥えてアザラシかセイウチなどの海獣のような女。あと醜女(しこめ)どちらも見掛けただけで気色悪いし気分を害するからね。これはオバハンなの限らずですね。いつも見掛けるて気色悪いし気分を害しますが絶対に言わないし態度にも出しませんが。 思うのは自由なんでね

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