日ハム新庄監督、薬物報道でタレント価値急落か

 プロ野球北海道日本ハムファイターズの新庄剛志監督が、同球団でプレーした2006年にドーピング検査で陽性反応が検出されていたことが分かった。

 6月10日発売の「文藝春秋」(文藝春秋)に掲載される記事を先行して8日、系列の「文春オンライン」が報じた。記事によると現役引退を発表した同年、新庄氏は開幕直後に日本のプロ野球で初めて行われたドーピングの尿検査を受け、半月後に覚せい剤成分が検出されたことを、当時の球団代表・小嶋武士氏が証言している。

 新庄監督を巡っては引退後、バリ島に移住した時にもさまざまな憶測が飛び交っていたが今回、16年前の話とはいえ薬物検査で引っかかっていた事実は無視できない。広告代理店関係者は「新庄監督のタレント価値が一気に下がる由々しき事態」と困惑する。

 「新庄監督は監督業のほか、多くのクライアントのイメージキャラクターやCM契約をしており、そのほとんどはマネジメントする大手芸能事務所を通して結んでいます。当然、薬物や不倫など企業イメージを著しく損なう言動があった場合は契約解除や違約金の支払い条項が設定されており、今回の件もスルーするのは難しいとみられます」

 また新庄は、広告だけでなくこれまで多くのテレビ番組にも出演をしてきた。

「新庄監督は旬なタレント同様、オフの間に稲葉篤紀GMと『芸能人格付けチェック』(テレビ朝日系)に出演したのをはじめ、『しゃべくり007』(日本テレビ系)などバラエティー番組を行脚していました。そのギャラは1本300万円と破格だったともっぱらです。なにせ、電撃的な監督就任やBIGBOSS発言ほか開幕前、ほとんど話題を彼がかっさらっていましたからね。

 ただ、いくらテレビ局にお金がないとはいえ、今回の件が分かっていればその金額でも出演を見合わせる番組もあったでしょう。マネジメントサイドの〝シロ〟の言葉を信じて出演させてしまったんですよね」(同)

 今後心配されるのはBIGBOSSがキャラクターを務める企業への苦情や出演したテレビ局への抗議だ。

 「コンプライアンス順守の今、新庄監督の報道が事実であれば間違いなく世間からの抗議は避けられない。事実と異なるなら名誉棄損で法廷の場で戦わなければならない。事実ならばなぜ、公表を避けてきたのか新庄監督自ら説明責任を果たす必要があります。彼の立ち位置はタレント兼監督なので、手順を間違えれば監督業は当然として、タレント人生も終わってしまう」(在京テレビ局編成マン)
 
 一報が出た8日、新庄監督は札幌ドームで横浜DeNAベイスターズと交流戦を戦い勝利したが、現在チームは最下位。交流戦の順位も11位と案の定、成績は奮っていない。
 
 「今回の件でまずはタレントとしてよりも、日本ハムの監督としてのほうが厳しい目で見られるでしょう。テレビはその対応受けて、という手順になりそうです。ただまあ、今はやっていなければ、テレビバラエティとしてはしばらくしたら出演することは出来ると思います。もちろん今もやっていて、裏社会とも関係があるようなことが明るみになったら別ですけど。人気そのものはあるし、誰も清廉潔白なキャラクターだとは思ってないでしょうから」(テレビ番組ディレクター)
 
 昨晩、試合後の会見には球団広報にコメントを託して出てこなかった新庄監督。自らの口で薬物騒動を語るのか、あるいはだんまりを決め込むのか。令和のプロ野球のアイコンが揺れまくっている。

  • 6/9 6:00
  • サイゾー

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