５月２２日放送の『ザ！鉄腕！ＤＡＳＨ！！』（日本テレビ系）は、２２度目のコメ作りの下準備をする「新宿ＤＡＳＨ」と、京都の開運スポットを舞台にした「右折だけで目的地にたどり着けるか？」の２本立てで放送。その内容が、ゲスト出演したなにわ男子の藤原丈一郎（２６）のエールだったのでは、と話題を呼んでいる。

　今回はＴＯＫＩＯの城島茂さん（５１）が藤原さん、国分太一さん（４７）が元ボストン・レッドソックスで京都出身の岡島秀樹さん（４６）とペアを組んで、一方通行だらけの “碁盤の目”で知られる京都の仕事運、金運、健康運の３つの開運スポットを巡り、最後に京都タワーを目指す競争を行いました。レース開始前は、藤原さんの運のなさが目立ちましたね（笑）」（専門誌記者）

　岡島が到着するまでの待ち時間中に、何の運気を上げたいのか城島に聞かれた藤原は「勝負運！　何かたとえばジャニーズたるもの……」と言おうとしたのだが、岡島が人力車に乗って大きく手を振りながら登場したため、城島が藤原の話をさえぎって「おーい！」と反応してしまったため、「運気ない！」と藤原は国分と嘆いていた。

「その後、アーティストにとってパワースポットで、５０００枚以上の芸能人の名前が書かれた朱塗りの玉垣が並ぶ車折神社（くるまざきじんじゃ）が目的地になりました。今回紹介されただけでも、梅沢富美男さん、戸田恵子さん、高嶋政伸さん、白石聖さん、中川翔子さんといった有名タレントが参拝しているのがわかります」（前同）

　先に到着したのは国分・岡島チームがＤＡＳＨオリジナルの絵馬に願いを描いたのだが、ここで国分が「なにわ男子がもっと人気者になりますように」と記入。さらに１０分遅れで城島・藤原ペアが到着し、城島もなにわ男子について、

《わたく“し事”で申しわけありませんがなにわ男子、仕事運ＵＰしますように》

　と得意のダジャレを添えて応援の絵馬を送ったのだ。

■このところドラマ方面で不遇ななにわ男子

　一方の藤原も、

《なにわ男子　たくさんテレビに出演できますように。気分城丈↑》

　と“丈一郎”にちなんだシャレを書いていたので、２人は「何か似てるねやってること」「僕も、何か似て来ました」と楽し気に話し次の目的地へと向かった。

「このところ、なにわ男子は『ＤＡＳＨ』を筆頭にバラエティ番組で頑張っているし、５月４日公開（集計期間４月２５日～５月１日）のビルボードジャパン総合ソング・チャートで『Ｔｈｅ　Ａｎｓｗｅｒ』が総合首位を記録したりと好調です。

　ただ、その一方でドラマ方面の成績が芳しくない。それだけに、今回の城島さんたちの願掛けはありがたいのではないでしょうか」（前出の専門誌記者）

　今年１月～３月に放送した嵐の松本潤（３８）主演ドラマ『となりのチカラ』（テレビ朝日系）にはなにわ男子の長尾謙杜（１９）も出演していたが、平均視聴率 ９．２％とそこまで高くない数字で終わってしまっている。

「長尾さんはわき役だからまだよかったですが、問題は今年４月２４日にスタートした道枝駿佑さん（１９）主演の『金田一少年の事件簿』（日本テレビ系）です。原作（講談社）が３０周年となることから、歴代作品を一挙放送したり、日本テレビ系列が制作した地上波連続ドラマとしては初の世界配信したりと肝いりのドラマだったのですが、視聴率が厳しい状況にあるんですよね」（前同）

■金田一が最低勝率を更新してしまった

　時間帯が９５・９６年のＫｉｎＫｉＫｉｄｓの堂本剛（４３）、０１年の松本潤、０５年のＫＡＴ－ＴＵＮの亀梨和也（３６）、１４年のＨｅｙ！Ｓａｙ！ＪＵＭＰの山田涼介（２９）が主演してきた土曜２１時ではなく日曜２２時３０分枠というハンデもあるだろうが、初回『学園七不思議殺人事件』は７．８％、第２話の『聖恋島殺人事件』は前編６．２％、同後編６．７％。

　そして、５月２２日放送の第３話『白蛇蔵殺人事件』は最低視聴率の６．１％を記録してしまっている。

「道枝さんは“山田版金田一”を見てジャニーズ入りを決意し５代目金田一を勝ち取っただけに、この結果は残念。なにわ男子については、Ｋｉｎｇ＆Ｐｒｉｎｃｅの岸優太さん（２６）もライバル発言をしていたし、頑張ってほしいのですが……」（前出の専門誌記者）

　今回の『ＤＡＳＨ』前半の「新宿ＤＡＳＨ」に出演していた岸は「それこそなにわなんて、勢いすごいじゃないですか」「（ＤＡＳＨで活躍されると）一本取られたなと思う」と、ライバル意識を見せていた。

　ジャニーズのデビュー組ではもっとも若いなにわ男子。ドラマ方面でも一発当ててほしいものだが……。