チェルシーが新時代へ…ベーリー氏らのコンソーシアムと売却契約を締結、取引完了は30日に予定

 チェルシーは28日、クラブをトッド・ベーリー氏、および同氏が率いるクリアレイク・キャピタル・コンソーシアムに売却する最終的な契約締結をクラブ公式サイトで発表した。

 契約は27日に結ばれ、取引は30日に完了する予定。その時点で再度詳細を報告するとのみ、今回の声明では伝えられている。

 チェルシーは2003年からロシア人オーナーのロマン・アブラモヴィッチ氏によって所有されてきた。しかし、ロシア・ウクライナ情勢の影響に鑑み、同氏は今年3月2日にクラブ売却の意思を表明していた。

 チェルシーは今月6日、ベーリー氏らのグループとクラブ売却の条件で合意していた。当時掲載されたクラブの声明は以下の通り。

「投資総額25億ポンド(約4000億円)はクラブ株式の購入に充てられ、その資金はロマン・アブラモヴィッチ氏が確認したように、100%慈善事業(ウクライナ支援等)に寄付することを意図して、イギリスの凍結された銀行口座に預け入れられる予定です。銀行口座から資金を送金するためには、イギリス政府の承認が必要となります」

「さらに、新オーナーグループは、クラブの利益のために17億5000万ポンド(約2800億円)の追加投資を行うことを約束します。これには、スタンフォード・ブリッジ、アカデミー、女子チーム、キングスメドーへの投資、およびチェルシー財団への継続的な資金提供が含まれます」

2022/5/28 17:27

こちらも注目

新着記事

人気画像ランキング

※記事の無断転載を禁じます