川崎Fが4失点大敗、4-4ドローの鹿島が首位浮上…柏は10人の札幌に6発大勝!/J1第15節

 明治安田生命J1リーグ第15節の8試合が25日に行われた。

 首位川崎フロンターレは、ホームで17位湘南ベルマーレと対戦。後半にまさかの4失点を喫して0-4で敗れ、リーグ戦7試合ぶりの黒星を喫した。一方、湘南は今季初の連勝となった。

 2位鹿島アントラーズはホームでサガン鳥栖と対戦。鹿島は前半2失点で折り返すと、後半立ち上がりにも失点して窮地に追い込まれる。しかし、そこから怒涛の反撃を見せた鹿島は、後半アディショナルタイム2分に追いつき、後半AT4分に逆転する。しかし、後半AT7分にセットプレーから鳥栖に追いつかれ、4-4のドローに終わった。ただ、鹿島は大敗した川崎Fと勝ち点で並び、得失点差で首位に浮上した。

 3位の横浜F・マリノスは京都サンガF.C.と対戦。横浜FMは41分、小池龍太が強烈な一撃をゴール右上に突き刺し先制すると、72分には松原健のミドルシュートがディフレクトしてゴールに吸い込まれる。横浜FMは2-0の勝利を収め、鹿島、川崎Fとの勝ち点差を「2」に縮めた。

 北海道コンサドーレ札幌vs柏レイソルでは、10分に札幌の福森晃斗が退場。数的有利を得た柏は15分に高橋祐治がミドルシュートを突き刺し先制すると、26分には細谷真大がリードを広げる。54分にはカウンターでマテウス・サヴィオが3点目をマークし、58分に小屋松知哉が4点目を奪う。69分に森海渡が自ら獲得したPKを成功させると、71分には森が自身の2点目を記録する。74分に札幌が1点を返したものの、柏が6-1の大勝で4試合ぶりの白星を収めた。

 セレッソ大阪はホームで浦和レッズに2-0の勝利を収め、今季初の連勝。浦和の連続ドロー記録は7試合で止まり、8戦未勝利となった。

 FC東京は敵地で清水エスパルスと対戦。ヴィトーリア・ギマランイス(ポルトガル)への移籍が噂されている小川諒也が2ゴールを挙げると、安部柊斗もネットを揺らし、3-0の快勝で5試合ぶりの白星となった。

 ホームでアビスパ福岡と対戦した名古屋グランパスは、15分に中谷進之介が先制点を記録する。前半終盤にチアゴが退場したが、10人でリードを守りきり1-0で勝利。名古屋は3連勝で9位にまで順位を上げた。

 ヴィッセル神戸はホームでジュビロ磐田とスコアレスドローに終わり、3戦未勝利。湘南との勝ち点差は「5」に広がった。

 ガンバ大阪vsサンフレッチェ広島は、広島のトップチーム内に複数の新型コロナウイルス陽性者が出た影響で試合中止となった。

 

 今節の試合結果と順位表、次節の対戦カードは以下の通り。

■試合結果

▼5月25日(水)

鹿島アントラーズ 4-4 サガン鳥栖

ガンバ大阪 (試合中止) サンフレッチェ広島

セレッソ大阪 2-0 浦和レッズ

北海道コンサドーレ札幌 1-6 柏レイソル

川崎フロンターレ 0-4 湘南ベルマーレ

横浜F・マリノス 2-0 京都サンガF.C.

清水エスパルス 0-3 FC東京

ヴィッセル神戸 0-0 ジュビロ磐田

名古屋グランパス 1-0 アビスパ福岡

■順位表

※()内は勝ち点/得失点差

1位 鹿島(30/+8)

2位 川崎F(30/+4)

3位 横浜FM(28/+11)

4位 柏(24/+6)

5位 C大阪(23/+5)

6位 FC東京(22/+2)

7位 広島(21/+5)※1試合未消化

8位 鳥栖(21/+4)

9位 名古屋(20/-1)

10位 札幌(20/-8)

11位 福岡(18/+1)

12位 G大阪(17/-2)※1試合未消化

13位 京都(17/-3)

14位 磐田(15/-5)

15位 浦和(14/-1)

16位 清水(13/-7)

17位 湘南(13/-8)

18位 神戸(8/-11)

■次節の対戦カード

▼5月28日(土)

14:00 広島 vs 名古屋

17:00 福岡 vs 浦和

▼5月29日(日)

13:05 神戸 vs 札幌

14:00 京都 vs 川崎F

15:00 FC東京 vs 鹿島

15:00 湘南 vs C大阪

16:00 柏 vs 清水

16:00 磐田 vs 横浜FM

17:00 鳥栖 vs G大阪

2022/5/25 21:51

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