L・スアレス、アトレティコ退団を知ったのはセレモニー前日? 気になる新天地にも言及

 アトレティコ・マドリード退団が決まっているウルグアイ代表FWルイス・スアレスが23日、スペインのラジオ局『カデナ・セール』内の番組『エル・ラルゲロ』に出演。退団の背景と自身の将来について語った。

 まず、L・スアレスは「本音を言うと、もっと続けたかった」と、アトレティコ・マドリードでのプレーを続ける意思があったことを明かした。在籍した2シーズンを振り返り「サブという慣れない役割ではあったけど、受け入れてよくやった方だと思う」と振り返っている。

 15日に本拠地“ワンダ・メトロポリターノ”にて行われたラ・リーガ第37節セビージャ戦の後には、L・スアレスの退団セレモニーが実施されたが、自身がクラブを離れることを知ったのは直前だったという。

「ラファエル・アリケ(アトレティコの広報責任者)から『セレモニーをやる』と言われて、そこで退団することを知った。もちろん受け入れたけど、『クラブの誰かが言ってくれれば良かったのに』とは伝えた。退団することは薄々わかってはいたけど、クラブからは『2月か3月あたりに話そう』と言われていたんだ」

「ラファ自身も驚いていたよ。僕が退団のことを知っていると思っていたんだ。チョロ(ディエゴ・シメオネ監督)とも、ベルタ(SD)とも、ミゲル・アンヘル(CEO)とも話していない。せめて事前にハッキリと伝えてくれれば良かったんだけど」

 新天地についてはこれから模索することになるようだ。「何か新天地に関する情報を話してほしいんだろうけど、まだ何も決まっていない。多くの選択肢、オファーの中から決めることになる」と話している。世界中のクラブからオファーが届いてることを明かしつつも、やはりトップレベルでプレーする願望を持っているようだ。

「僕や家族の生活面、プレーする環境面、それらを踏まえて自分自身が納得できた瞬間に行き先を決めるよ。中国 カタール、サウジアラビア、まだ自分の頭の中に入っていないクラブだってある。お金のことは考えていない。ヨーロッパでプレーできたら1番良いけど、南米も悪くはない。けれども、正直な話、僕のメンタルはここで勝負するものだと思っている」

「スペインにはレガシーを残した。もちろん、スペインのクラブからもオファーは受けているけれども、まだ検討している段階だ。プレー時間を要求しているのではない。クラブのプロジェクトを分析しているんだ。高いレベルでやれたらというのが本音だ」

2022/5/24 21:14

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