危ない業者を見極めるには!?知床遊覧船沈没は氷山の一角!夏レジャーで「死なない」緊急7か条

拡大画像を見る

 GW直前に起きた事故が、世間を震撼させた。

「4月23日、北海道の知床半島沖で遊覧船『KAZU 1』が沈没する事故が発生。5月10日時点で、乗客14人の死亡が確認されています」(地元紙記者)

 楽しいレジャーが一転、命の危険に……。それは誰の身にも起こりうる。

「国交省のデータによれば、船舶事故の8割は海洋レジャーで使われる小型船舶。また警察庁によると、昨年7〜8月の夏季だけで、水難事故は451件、山岳事故は533件発生しています」(全国紙社会部記者)

 自分の身を守るには、何が必要なのか。

「正しい知識と、事故を未然に防ぐ準備が不可欠」

 こう語るのは、アウトドア防災ガイドの、あんどうりす氏。同氏に、山・川・海の夏のレジャーで死なない心得を教えてもらった。

■登山や川遊びで気をつけること

 まずは、これからハイシーズンを迎える登山。

「2009年夏、北海道のトムラウシ山で、暴風雨に襲われた登山者8人が低体温症で死亡する事故が発生しました。夏山でも、衣服が雨風にさらされると非常に危険。登山では、防水透湿の雨合羽を必ず用意し、防寒対策は万全にしましょう」(あんどう氏=以下同)

 また、水分をため込むコットン生地の肌着は避けるべきだという。“気化熱”によって、体温が奪われてしまうからだ。

 続いては、川遊び。

「川で事故が多発する場所はデータ化されているので、ネットの『河川財団 全国水難事故マップ』をチェックし、その川の事故歴を把握。危険な場所を避けましょう」

 川の水は海より比重が軽いため、沈みやすく流れも複雑で、滑りやすい。

「装備なしで川に入るのは、無謀すぎます。ライフジャケットや、転倒事故を防ぐ滑り止めシューズを着用しましょう。釣具店などで購入できます」

■海水浴で危険な離岸流、観光業者の見分け方は?

 夏レジャーの王様・海水浴では、急速に沖へ流される“離岸流”に巻き込まれないことがポイントだ。

「海面に白波が立っていない、突堤などの人工物が近くにある、これらの場所は、離岸流が発生している可能性があり、大変危険です」

●遊泳中の飲酒も要注意

 また、飲酒にも要注意だ。

「海上保安庁のデータでは、飲酒時は通常時に比べ、遊泳中の事故による死亡確率が2倍になるんです。お酒飲みの方にはつらいですが、酔った状態で泳ぐのは絶対に避けてください」

■観光ツアーは地震や津波などの“天災対策”も

 最後は、安全な観光業者の見分け方。知床の事故でも、ずさんな管理体制が次々と報道されたが、何か基準はあるのだろうか。

「たとえば、観光ツアーなら、観光中に想定されるアクシデントだけでなく、地震や津波などの“天災対策”も、しっかり行っているところは、安全意識が高い業者だと言えます。事前に問い合わせて確認しておくといいでしょう」

 ぜひ、参考にしてほしい。

関連リンク

  • 5/24 17:30
  • 日刊大衆

スポンサーリンク

記事の無断転載を禁じます