麒麟・川島明が「年収2億円」“令和のタモリ”になった!吉本芸人がビビる「全国区モデルチェンジ」と「上島竜兵さん逝去」でも「ニュースはやらない」“バラエティの鬼”の覚悟!!
麒麟の川島明(43)がパーソナリティを務めるラジオ番組『川島明のねごと』(TBSラジオ)が5月22日に放送され、川島の多忙ぶりがあらためて明らかになった。
この日の放送にはとろサーモンの久保田かずのぶ(42)がゲスト出演。東京・渋谷で開催されていた個展「とろサーモン久保田和靖個展 なぐりがき」の話題になり、久保田から川島も個展に来てほしかったと伝えられると「いや、俺ね、個展アレルギーというか。個展行ったら体調が悪くなるという……」と説明。
久保田が「悲しいなぁ」とスネた様子を見せると、川島は「期間は1週間ぐらいでしょ? ちょっと短いわ。俺が行くには」とし「基本的にはピンマイクついている時間のほうが俺は長いんだ!」と多忙ぶりをアピールする場面があった。
2021年3月、川島とTBSの田村真子アナウンサー(26)がMC務める朝の情報バラエティ番組『ラヴィット!』(TBS系)がスタート。開始からしばらくは低視聴率に苦しんだものの、川島の安定感あるMCとツッコミ、クイズから大喜利に発展していくという“お約束”も生まれ、朝の情報番組から芸人が本気で臨む“朝のハードコア大喜利番組”という独自のポジションを確立。
同年11月からはTVerで配信されることになり、川島がツイッターで「なんと『#ラヴィット!』 11月1日(月)放送分よりTVerで配信スタートします! 朝の生放送番組では異例の快挙!! 完全にバラエティだと認識された証拠です!!」と喜びを露わにしたことも記憶に新しい。
「川島さんは『ラヴィット!』のMCを引き受ける際、“時事ネタは扱わない”という条件を出したといいますからね。昨年3月のスタート時から『日本でいちばん明るい朝番組』を掲げ、11月にはしっかりとバラエティ番組として認識されてTVerでも配信されるまでになった。
ダチョウ俱楽部の上島竜兵さん(享年61)が亡くなった際にも、その姿勢が垣間見えました」(制作会社関係者)
5月11日、上島さんの急逝を受け、朝の情報番組が同ニュースを伝える中、『ラヴィット!』はあくまで普段通りに進行。番組終盤の報道ニュース枠で上島さんの訃報が伝えられ、画面がスタジオに戻ると、川島は静かに頭を下げた。
これに視聴者からは「ラヴィットの面々、これが芸人魂か」「芸人さん達は私よりももっとショックで悲しいと思う」「ラヴィットに芸人魂感じる」といったコメントがネットには寄せられた。
■『ラヴィット!』は“令和の『笑っていいとも!』”に
前出の制作会社関係者が続ける。
「松山英樹選手(30)が『マスターズ・トーナメント』で優勝し、その中継から『ラヴィット』に突入した際にも、“絶対バラエティ”の姿勢は変わることはありませんでしたからね。コロナ禍やロシアによるウクライナ侵攻など、暗いニュースが続く中、バラエティに徹する『ラヴィット!』の存在に“ホッとする”という人は少なくありません。
『ラヴィット!』は令和の『笑っていいとも!』(フジテレビ系)だと評する記事もよく目にするようになりましたよね」
大人気フリーライターで“てれびのスキマ”というペンネームでも活動する戸部田誠氏も、5月3日配信の『PRESIDENT Online』に「『ラヴィット!』は令和の『笑っていいとも!』である…他局の『朝の情報番組』とはまるで違う納得の理由」と題した記事を寄稿。
川島の高い能力や番組の特性に触れつつ、『笑っていいとも!』のような長く愛される番組になると綴っている。
「ラジオで“ピンマイクついている時間のほうが長い”と語った川島さんですが、いつ寝ているのかわからないほどテレビに出ずっぱりですよね。MC、ツッコミ、大喜利の腕もたしかで、仕事を任せれば必ず結果を残してくれる。テレビマンがいま一番一緒に仕事をしたい芸人の1人ですし、令和のタモリさん(76)になる日も近いとも言われています」(お笑いプロ関係者)
5月12日にYouTubeチャンネル『動画、はじめてみました【テレビ朝日公式】』にアップされた動画に出演したおいでやす小田(43)は「自分を活かしてくれる芸人」についてトークを展開する中、「面白かったけど、ここまでの化け物になるとは思ってなかった」と川島の名前を挙げる。
麒麟が大阪の劇場で活動していた当時を振り返り、「やっぱり笑い飯、千鳥やったのよ」「(麒麟は)3番目やった」としたうえで、現在の川島の活躍を「いよいよわからんもんな、スゴいことなってるもん」と絶賛。
納言・薄幸(29)が「麒麟さんって大阪感がない。東京っぽい。おしゃれな感じがする」と話すと、小田は「あれも絶対路線変更したんですよ」と分析。「僕が初めて会ったときの川島さんはめちゃくちゃ怖かったもん」「追求に追求を重ねて今の川島さんになったのよ」「それを考えると、とんでもない時間と努力と自分のスタイルの変更とか」と持論を展開し、「行く末が恐ろしい」と語った。
■麒麟・川島の年収は『ラヴィット!』だけで7200万円!?
前出のお笑いプロ関係者はこう話す。
「福岡県福岡市出身のタモリさんもスタイリッシュな印象がありますが、京都府宇治市出身の川島さんにも都会っぽさがあり、万人に愛される芸人になりましたよね。大阪時代はそんな感じではなかったといいますが、小田さんが分析したように、全国区へ見事にモデルチェンジを果たしたと言えそうです。
そんな川島さんですが、『ラヴィット!』のMCをやるようになってから、司会者クラスのギャラに上がったといいます。一部ではMCを任されている番組は1本30~40万円とも言われています。ただ、この金額でも川島さんの番組での働きぶりを考えたら、かなりのお得感がありますよね」
2021年4月放送の『せやねん!』(MBS)に出演したトミーズ雅(62)は「川島とこないだ仕事が一緒になった。帯ってギャラが高いってイメージあるやんか。俺、聞いたのよ。これ言えないけど、安い。もうビックリくりくりやわ」とコメント。
そして「最初、言うてきた額があってんて。それはあまりにも洒落にならんから川島が断ったんやて」と暴露し、そこからさらに交渉が進められ、「ほんなら上がってんて。断ったら上がるんや」と最初の提示からギャラがアップしたと示唆する場面があった。
「テレビ局は今、不況でお金がありませんからね。安くてもしっかりと仕事をしてくれる、そんな信頼感から川島さんにオファーしたんでしょう。MCでギャラ30万円だとすれば本当に安いですが、やはり週5回放送がある帯番組はすごい。1本30万円として、単純計算で『ラヴィット!』だけで年間7200万円。
他にもレギュラー番組をたくさん抱えていますし、『アメトーーク!』(テレビ朝日系)や『水曜日のダウンタウン』(TBS系)などの人気番組にもちょくちょく出演していて、テレビだけでも年収は最低2億円はあるのではないでしょうか。加えて、CM、ラジオ、YouTube出演などもあるわけですからね。
“時事ネタは扱わない”という徹底したスタイルで確固たるポジションを築いた『ラヴィット!』を軸に、川島さんの活躍の場はますます増えていくのではないでしょうか」(前同)
人気・収入の面でも麒麟・川島がタモリに並ぶ日は近い!?