愛犬が2階窓から落下 偶然外にいてキャッチした飼い主は「心臓が止まるかと思った」(英)

英ケント州ホーキンジ在住のレイチェル・グリーンさん(Rachel Green)は先日、自宅に荷物が届き玄関先で配達員とサインなどのやり取りをしていた。当時の様子は玄関に設置された監視カメラが捉えており、配達員の男性が用紙に何かを記入しているのを待っているレイチェルさんの姿が映っていた。

しかしその直後、レイチェルさんがふと家の2階を見上げると、そこには愛犬のボーダーコリー“フローレンス(Florence、6)”が今にも窓から飛び降りようとしていたのだ。まさかの事態に驚いたレイチェルさんは「嘘でしょ! 戻って!」とフローレンスに部屋の中に入るよう叫んだが、間に合わずにフローレンスは落下してしまった。

レイチェルさんはパニックになりながらも「フローレンスを助けなくては」という思いから、咄嗟の判断で両腕を広げてフローレンスの真下に走り、地面に落下してしまうギリギリのところで受け止めることに成功した。フローレンスが落ちてきた窓は動画に映っていないが、勢いよくレイチェルさんの腕の中に落ちてきた様子を見ると、地面に落下してしまっていれば大怪我は免れず最悪の事態になっていた可能性が高い。レイチェルさんはフローレンスが無事だったことに安堵し、力強く抱きしめていた。

心臓が止まる思いをしたレイチェルさんは「フローレンスはもう6歳ですし、これまでこんなことは起こらなかったのでちょっとショックですよ。リモートワークが始まってから、フローレンスは私にべったりと甘えるようになったんです」と明かしている。フローレンスは閉まっていた2階の窓からレイチェルさんの姿を見つけ、レイチェルさんのもとへ行くために試行錯誤しているうちに窓が開いてしまったようだった。

フローレンスはレイチェルさんに受け止めてもらったものの、動画では後ろ脚が地面に触れているのを確認できる。この影響でフローレンスは数時間ほど脚を痛がっていたが、すぐにいつも通りに戻ったそうだ。レイチェルさんは「フローレンスが大きなケガをしなかったのは本当にラッキーだったと思います」とコメントを残した。

この動画がネット上に拡散されると、「これは凄いタイミング」「落ちてきたのが大型犬じゃなくてよかった」「迅速な判断ができる飼い主で本当にラッキーだったね」「素晴らしいキャッチだ」と驚きやレイチェルさんの対応を称賛する声などがあがった。

なお今回と同様のケースは過去にも発生しており、昨年8月には英スタフォードシャー州で2階から落ちた小型犬を偶然居合わせた地元のサッカー選手が見事にキャッチしていた。

画像は『LADbible 2022年5月9日付「Woman Saves Dog Falling Out Of Window With Heroic Catch」』のスクリーンショット

(TechinsightJapan編集部 iruy)

2022/5/19 6:00

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