父の葬儀で涙する恋人へプロポーズした牧師に非難殺到「どうやって喜べばいいんだ」(南ア)

南アフリカのリンポポ州で行われた葬儀でプロポーズをした男性の動画が5月3日、TikTokに投稿された。故人を見送る惜別の儀式が粛々と行われている中、父の棺を前にカウチに座り悲しみに暮れる故人の娘とその前でひざまずきマイクで話している男性が映っている。男性がプロポーズの言葉を発した時、後ろにいた参列者から驚きの声があがった。その後、女性は涙を流しながらも男性に手を添え、指輪がはめられるところで動画が終わったため、女性がプロポーズを受け入れたのかどうかは分かっていない。

この男性は葬儀を執り行っていた牧師で、恋人の傷ついた心を癒すために結婚を申し込むことにしたという。報道によると、男性はスピーチの中で父親を亡くすという困難な時期を経験している恋人の人生に(神が)存在してくれることを神に感謝していたそうだ。また今回のプロポーズが、彼女が父親の死を受け入れる助けになることを願っていると述べたとのことだ。

この動画が投稿されると、以下のような非難の声が続出した。

「女性が父を亡くしてまともに考えられない時に、感情的な状況を利用した。」

「深い痛みを抱えている人にプロポーズするのは無礼だ。」

「私が同じ状況になったら、墓穴を掘るシャベルで男を殴るわ。」

「誕生日や出産など他のイベントに合わせてプロポーズする人って大嫌い。」

「彼は葬儀が過ぎるのを待つべきだった。こんなに深い痛みの中にいる時にどうやって喜べばいいんだ。」

男性は牧師としての仕事に専念するべきだったようだ。

画像は『M.Mojela 2022年5月3日付TikTok』のスクリーンショット

(TechinsightJapan編集部 FLYNN)

2022/5/19 5:00

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