我が子のスマホ依存を止めさせようとした父親、誤って町全体のインターネットを遮断(仏)

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フランス国内の全ての無線周波数を管理する「Agence Nationaledes Fréquences(ANFR)」が今月8日、苦情調査の結果を発表したところその内容に注目が集まった。苦情は主にフランス南西部の小さな町メッサンジュから寄せられており、毎日のように深夜を過ぎる頃になるとインターネットやスマートフォンの通信が遮断されてしまうというものだった。

ANFRの調査員が原因究明のために調査を進めたところ、通信を妨害する信号が発せられていることを突き止めた。そして無線方向探知機やポータブル受信機などで妨害信号の発信元を探知していくと、メッサンジュの隣町にある海岸沿いの一軒家に辿り着いたそうだ。

調査員がその家の住人に事情を聴くと、一家の父親が通信妨害装置を使用していたことが判明した。父親の話によると、子供たちが夜中過ぎまで眠らずにスマートフォンを使用することに頭を悩ませていたそうだ。そしてインターネットの掲示板などに相談したところ、通信妨害装置を勧められたという。

父親が購入した通信妨害装置は、スマートフォンの通信とWi-Fiの両方をブロックできる機能を備えており、毎日深夜0時から午前3時までの間インターネットを遮断し、子供たちがスマートフォンを使えないようにしていたのだ。この装置は主に試験会場や学校の教室で生徒がスマートフォンなどの通信機器を使えなくするために利用されることがあるが、父親が使用していた通信妨害装置は彼の予想以上に広範囲に影響を与えるものだったようだ。

そのため家のインターネットだけにとどまらず、町全体の通信が遮断されていた。父親はこの事実を知る由もなかったが、彼はフランスで違法とされる装置を使って町の通信を妨害したことで告訴され、最大で半年の禁固刑か3万ユーロ(約390万円)の罰金刑が下される可能性があるという。また使用した通信妨害装置は押収されたものの、ANFRの調査費用として450ユーロ(約5万8600円)を支払う義務があるそうだ。

画像は『ANFR 2022年2月8日付「LES ENQUÊTES DE L’ANFR - LES DENTS, LE BROUILLEUR ET AU LIT !」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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  • 2/21 5:00
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この記事のみんなのコメント

6
  • グレイス

    10/9 11:43

    8日5:04のコメントへ。子どもに注意したって聞かなかったから物理的に遮断しようとしたんじゃないですかね。スマホはいまや学習ツールの位置も占めますから自室に持ち込ませない手も使いづらい。フランスではどうだか知らないけど。そんなに強力とは知らずに装置を使用したんだろうに、ちょっとこの父親が気の毒ですね。調査費まで負担させられるとか……。

  • グレイス

    10/9 11:16

    ↓ゴブスレですか。深夜アニメの時点で子ども向けじゃないって分かれやと思いますね。まあ時々、深夜じゃ勿体ない作品もありますがね。

  • トリトン

    10/8 22:53

    ↓2時頃は鬼滅ではなく他のアニメかなり抗議がきたのはゴブリンスレイヤー初めにゴブリンが女の冒険者を襲う話それも一話で原作も良いのにかなりクレームが来て放送をやめろ子供にこんな遅い時間にこんなのを見せるな!自分もそんな遅くまで起こしとくなと録画させるなと思いました親が見るな、で済むのにテレビ局に抗議る?情けない親だと思いましたね。

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