バイエルンのDFズーレ、今夏に契約満了で退団へ…カーンCEOが認める

 バイエルンのオリヴァー・カーンCEO(最高経営責任者)が、ドイツ代表DFニクラス・ズーレの退団を明言した。26日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が報じた。

 現在26歳のズーレは、2017年夏にホッフェンハイムからバイエルンへと完全移籍。公式戦通算158試合に出場し、4度のブンデスリーガ優勝や2020年のチャンピオンズリーグ制覇などに貢献してきた。

 しかし、バイエルンとの現行契約は残り半年を切っており、ズーレ本人に契約延長の意思がないことは以前より報じられていた。チェルシーなどが獲得に関心を示すなか、カーンCEOが同選手の慰留に失敗したことを記者会見の場で認めている。

「交渉には長い時間を費やしてきた。私たちは彼にオファーを提示したが、彼がそれを受け入れなかった。彼は今季終了後の退団を望んでいる。私たちは契約に関して、一定の枠組みを守らなければならない」

 一方でカーンCEOは、「ロベルト(・レヴァンドフスキ)との契約を延長するためにできることはすべてやるつもりだ」とも語り、2023年夏に契約満了を迎えるエースの残留に全力を尽くすことを約束した。また、『スカイ・ジャーマニー』によると、バイエルンはドイツ代表GKマヌエル・ノイアーと同FWトーマス・ミュラーの契約延長にも動いているようだ。

2022/1/26 22:27

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