エヴァートンのオーナーがペレイラ氏と会談…指揮官就任に向け加速か
エヴァートンの指揮官候補に挙げられているヴィトール・ペレイラ氏が、オーナーと話し合いを行ったようだ。イギリス紙『デイリーメール』が伝えている。
エヴァートンは16日に成績不振からラファエル・ベニテス監督を解任。現在はアシスタントコーチとして指導していたダンカン・ファーガソン氏が暫定監督として指揮を執っている。
後任には現在ローマで辣腕を振るうジョゼ・モウリーニョ監督や、チェルシーで補強禁止処分とエースだったアザールの退団という苦しい状況を潜り抜けたフランク・ランパード監督といった面々が挙げられていたが、ペレイラ氏とも話し合いを続けているようだ。
同紙によると筆頭株主のファラド・モシリ氏が25日にペレイラ氏と直接会って話し合いをした模様。これまでもビデオ通話で話し合いを行っており、初めての直接対面となったようだ。
モシリ氏は“前向きな”人事を望んでおり、「新たな風と新鮮なアイデアを吹き込むことができ、先見の明がある」監督を熱望していると同紙は報じ、ペレイラ監督は、勝利と選手育成の実績があることから歩み寄っているようだ。
ペレイラ氏は1968年生まれの53歳。現役引退後指導者に転身し、ポルトやオリンピアコス、上海上港などで指揮し、昨年からフェネルバフチェの監督をしていたが12月に退任していた。