首位バイエルン、ヘルタ・ベルリン下して2連勝…ミュラー弾など4発大勝

 ブンデスリーガ第20節が23日に行われ、13位ヘルタ・ベルリンと首位バイエルンが対戦した。

 バイエルンは2分、右サイドからトーマス・ミュラーがピンポイントのアーリークロスを供給すると、コランタン・トリッソがダイレクトで合わせてネットを揺らす。先制点かと思われたが、VAR(ビデオアシスタントレフェリー)によるレビューの結果、トリッソのオフサイドでゴールは取り消された。

 バイエルンは25分に正真正銘の先制点を獲得する。左サイドからキングスレイ・コマンが折り返すと、トリッソが頭で合わせて押し込んだ。

 45分、バイエルンがリードを広げる。右で獲得したフリーキックからジョシュア・キミッヒが低くて速いボールを送り、飛び込んだミュラーがダイレクトでゴール左下に流し込んだ。

 2点のリードで折り返したバイエルンは後半も攻め立てる展開が続くが、相手GKの好守もあってなかなか追加点を奪えない。それでも74分、相手GKのミスパスをインターセプトしたレロイ・サネが無人のゴールに流し込み、3点差に広げる。

 79分、バイエルンが4点目を獲得する。ハーフウェーライン付近からキミッヒが供給したパスに右のセルジュ・ニャブリが抜け出す。相手GKとの一対一を迎えると、冷静にゴール左下へと流し込んだ。

 すると80分、ヘルタ・ベルリンが1点を返す。相手DFダヨ・ウパメカノのバックパスをステヴァン・ヨヴェティッチがインターセプト。ヨヴェティッチは飛び出してきた相手GKマヌエル・ノイアーに止められるが、こぼれ球に反応したユルヘン・エケレンカンプがループシュートで無人のゴールに流し込んだ。

 終盤にはサネがダメ押しの5点目を挙げたかに思われたが、これはVARのレビューによってハンドとなり取り消される。それでも、試合はこのまま終了し、バイエルンが4-1で勝利した。ヘルタ・ベルリンは2試合ぶりの黒星、バイエルンは2連勝となり、バイエルンは2位ドルトムントとの勝ち点差「6」をキープした。

 次節、ヘルタ・ベルリンは2月4日にFW浅野拓磨が所属するボーフムと対戦する。バイエルンは2月5日にライプツィヒと対戦する。

【スコア】

ヘルタ・ベルリン 1-4 バイエルン

【得点者】

0-1 25分 コランタン・トリッソ(バイエルン)

0-2 45分 トーマス・ミュラー(バイエルン)

0-3 74分 レロイ・サネ(バイエルン)

0-4 79分 セルジュ・ニャブリ(バイエルン)

1-4 80分 ユルヘン・エケレンカンプ(ヘルタ・ベルリン)

2022/1/24 3:25

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