2022年プロ野球特報!「おとなしすぎる原巨人」注目の大刷新「新コーチ陣」新設ポストに送り込まれた「元ヘッド」と「三軍監督」は吉か凶か!?

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 球春到来もいよいよ! コロナ禍の影響も心配されるが、今年もやっぱり心ゆくまで野球を楽しみたいもの。各チームが優勝を目指して始動する中、今季のペナントが、さらに面白くなるウラ情報を大放出!

 “お家芸”の大型補強が鳴りを潜め、静かな始動となった今季の巨人。V奪還が至上命令となるはずだが、勝負師・原辰徳監督(63)が最近、おとなしすぎるという印象が否めない。

「V逸で“原全権監督”の力が弱まったのは事実でしょう。今オフは“FAより育成”を標榜する山口寿一オーナー(64)の意向が強く働き、コーチ陣のテコ入れに動いた形です。ただ、原さんも過去にナベツネさんとも渡り合うなど、政治力には長けた人。実際は、水面下で激しい“綱引き”が行われた結果と見るべきでしょう」(スポーツ紙デスク)

 確かに、大型補強がなかった一方で、今季の巨人はコーチ陣を大幅刷新。中でも注目すべきは、「ファーム総監督」なる新たなポストに就いた川相昌弘元ヘッドコーチだ。

 前出のデスクが、復帰までの経緯をこう明かす。

「川相さんは派閥に属さず、自分をしっかり持っている人で、読売本社の評価がとても高い。2軍監督で育成力に疑問符がつき、“ポスト原”が実質白紙状態になった阿部慎之助の対抗馬として、山口オーナーが布石を打った格好です」

 だが、すんなりとはいかないのが巨人のお家事情。

「ただ“総監督”とは言っても、ユニフォームも背番号もなく、職域はまだあいまい。これは間違いなく、原さんへの“忖度”で、現場からは“結局、何をする役職なの?”と当惑する声も出ています」(前同)

■コーチ人事のあり方に明らかな変化も

 もっとも、ここ数年の巨人ファームは、大量の育成選手を抱えながら、能率的に機能しているとは言い難い。新ポストを置くことで円滑に育成できるなら、原監督としても、願ったり、かなったりではあるだろう。

「3軍監督に就任した駒田(徳広)さんも、山口オーナーの肝入りとか。独立リーグでの監督経験もあり、育成手腕を期待されての起用です」(同)

 野球解説者の江本孟紀氏は、巨人の明らかな変化をこう分析する。

「元来、一度ヨソに出た人間は要職には就かせないというのが巨人の伝統。それが川相や二岡(智宏)に続いて、駒田までもが招聘された。そういう意味では同じく3軍制を敷き、頻繁にコーチのシャッフルを行うソフトバンクを、ようやくマネする気になったのでは」

 また、今回のコーチ人事では、投打だけでなく、攻守にも、それぞれ「チーフ」を置いた点も大きなポイントだ。守備を阿部、攻撃を元木大介ヘッド、そして投手を桑田真澄の各コーチが統括する布陣となっている。

「昨季の原監督は、管轄や肩書きを超えた、自由な指導を推奨していました。だが結果的に、後藤(孝志)コーチと石井(琢朗)コーチがギクシャクするなど、むしろ風通しが悪くなった。チーフ3人体制は、その反省を踏まえて、責任の所在を明確にしたということでしょう」(球界関係者)

 原監督と山口オーナーの綱引きの産物が、結果として、功を奏しそうな今回のコーチ人事。しかし、前出の江本氏は“アキレス腱”の存在を指摘する。

「宮本(和知)に代わって投手チーフとなった桑田です。気持ちよく投げさせることを第一に考える宮本に対し、桑田は一も二もなく技術論。方針の違う両者を天秤にかけて、原監督が後者を取ったということでしょう。阿部への“無言の圧力”という意味では確かに適役。でも、戦場でいきなり鉄砲の撃ち方を説いてくる上官がいる部隊は、すぐ撃たれて死にますよ(笑)」

 むろん、昨季ブレイクの髙橋優貴ら“桑田流”の信奉者も少なくない。山崎伊織や堀田賢慎ら手術明けの若手にも、経験者の桑田コーチは頼もしい存在には違いない。

「要は、在任中に結果を出せるかどうか。時代遅れと叩かれた阿部だって、上に選手を送り込めていれば、今頃は美談になっていたはずですしね。そこはまだ、お手並み拝見でいいと思いますよ」(前出のデスク)

 春季キャンプは、もう秒読み。今季の巨人はコーチ陣からも目が離せない。1月24日発売の『週刊大衆』2月7日号では12球団の注目キーマンを大解剖している。

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  • 1/23 7:00
  • 日刊大衆

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