仏売れっ子俳優、37歳で急死。スキー場の衝突事故で帰らぬ人に

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 フランス映画界を代表する実力派俳優ギャスパー・ウリエルが18日(火)、スキー事故で死亡した。家族とともに訪れていた仏南東部のスキーリゾート地で事故に遭い、37歳の若さで帰らぬ人となった。ギャスパーは、3月に配信開始予定の新ドラマ『ムーンナイト』にも出演、数日前に本作の予告編が公開されたばかりだった。

◆別のスキーヤーと衝突して転倒し、意識不明に

 地元の捜査当局によると、現地時間の今月18日午後、仏南東部のスキーリゾート「ラ・ロジエール」でスキーをしていたギャスパーが、別のスキーヤーと衝突。頭部を損傷し、意識不明の状態となった。現場に救急隊が到着したときには、すでに体は動かなくなっていたという。

 その後、近くの病院に搬送されたが、翌19日に死亡した。

 別のスキーヤーは、近くを滑っていた友人に合流しようと左折した際に、ギャスパーと衝突。両者とも転倒したが、このスキーヤーにケガなどはなかったという。

◆仏アルプスのスキーリゾートで事故が多発している

 現在、事故に関し調査が行われているが、現地の警察によると、雪が固くなっているためここ数週間は一日5,6回ほど救助隊が出動している状態だという。

 また、一部報道では、仏アルプスのスキーリゾート地で近年、事故が多発しているとも伝えられている。先週には、ゲレンデでスキー教室に参加していた5歳の女の子が、猛スピードで滑走していた男性と衝突し、死亡する事故も発生した。

 2013年には、F1の元世界王者ミハエル・シューマッハが、今回の現場からほど近いスキーリゾート「メリベル」で事故に遭った。スキーの経験が豊富だったというシューマッハだが、滑走中に転倒して岩に頭を打ち付け、頭部を損傷。事故から8年以上経った今でも、リハビリ生活を続けているといわれている。

 事故が頻発している仏アルプスのスキー場だが、ヘルメットの着用義務はなく、ギャスパーも事故当時、ヘルメットをかぶっていなかったと報じられている。けれども、仏当局は、全てのスキーヤーにヘルメット着用を義務付けるべきかどうか、現在検討していると話している。

◆3月に配信されるマーベル新作にも出演

 1984年11月にパリ郊外で生まれたギャスパーは、11歳で芸能界デビュー。2003年の映画『かげろう』で注目を集め、2004年にマリオン・コティヤールやオドレイ・トトゥ、ジョディ・フォスターと共演した『ロング・エンゲージメント』でフランスのアカデミー賞といわれるセザール賞の有望若手男優賞を受賞した。

 2007年公開の『ハンニバル・ライジング』では、若き日の殺人鬼ハンニバル・レクター役を熱演。2014年の映画『SAINT LAURENTサンローラン』では、有名デザイナーだったイヴ・サンローラン役を演じた。繊細な表現力や美しく憂いのある表情で、本国フランスのみならず、世界中の映画ファンを魅了してきた。

 また、シャネルの男性用香水「ブルードゥシャネル」の顔も務めるなど、幅広く活躍していた。

 私生活では、モデルのガエル・ピエトリと交際。2016年には、2人の息子も誕生した。

 3月には、ギャスパーも出演するマーベルの新作ドラマ『ムーンナイト』が、動画配信サービス「ディズニープラス」で配信が開始される。

 ギャスパーが主要キャラクターであるミッドナイトマン役を演じている本作。つい数日前に、予告編とポスターが公開されたばかりだった。

<文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>


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