セビージャ加入のFWコロナ、アンダルシアの地で飛躍を誓う「メキシコでは…」

 今冬の移籍市場でセビージャへ加入したメキシコ代表FWヘスス・マヌエル・コロナが、同クラブへの胸中を明かした。17日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 ラ・リーガ第20節終了時点で13勝5分2敗の2位につけるセビージャだったが、スペイン人FWスソ、アルゼンチン代表FWエリク・ラメラらの負傷離脱に加えて、アフリカネーションズカップに参加しているFWユセフ・エン・ネシリ、FWムニル・エル・ハッダディらが不在。主力選手の戦線離脱に喘ぐセビージャは14日、右サイドを主戦場とするメキシコ代表FWヘスス・マヌエル・コロナの獲得を発表した。

 “テカティート”の愛称で親しまれているコロナはセビージャと2025年6月30日までの契約を締結。16日に行われたコパ・デル・レイ(国王杯)4回戦ベティス戦に途中出場し、同クラブデビューを飾ったことについて「体の中にはたくさんのポジティブな感情がある。ここにいて、最初の数分間をプレーできた。とても幸せ」と告白。続けて「ここに来るのをずっと楽しみにしていた。自分のキャリアと軌跡にとても満足している。僕が成し遂げたすべてのことに…前任のチームには感謝。他の目的が必要で、その時がきたんだ。今、セビージャに来て充実していると感じている」と胸中を明かした。

 また、コロナは「このように監督から評価された選手は、信頼に応えるしかない。1年半前、彼らが僕を必要としていることを知っていた。この間、彼と話をしたことがある。その時に、ここでプレーしたいという気持ちが強くなった」と同クラブを率いるフレン・ロペテギ監督との秘話を明かした。

 最後にコロナは「メキシコでは、スペインのサッカーとメキシコのサッカーを追いかけている人がたくさんいるから、大きなインパクトがあるんだ。より大きな印象を与えるために、自分のベストを尽くすことが求められている」とアンダルシアの地で飛躍することを誓った。

2022/1/18 17:46

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