ホームで下位に逆転負け…ミラン、まさかの足踏みで監督は落胆 誤審にも言及

 ミランのステファノ・ピオリ監督が逆転負けを喫したセリエA第22節スペツィア戦後にコメントした。

 ミランは17日、ホームに16位のスペツィアを迎えた。試合は前半にポルトガル代表FWラファエル・レオンのループシュートでミランが先制する。

 しかし64分に相手に一点を返されると、90+3分に反撃に出たミランは一度ゴールネットを揺らすが、直前に相手のファールの笛が鳴ってしまいゴールが認められなかった。

 試合終了間際の90+6分にはスペツィアがカウンターから2対2の状況を作り、決勝点を決められる。そのまま試合は終了し、ミランは0-2で敗れた。首位インテルを勝ち点差2で追うミランは下位相手にホームでまさかの足踏みとなっている。

 ピオリ監督は「このような形で試合に敗れたことに我々は大きな決意を持って対応し、この非常に渦かしい夜を乗り越えなければならない。また、わずかなリスクから2失点してしまい、作ったチャンスの中から1ゴールしか上げられなかった」と反省している。

 また、「そのうえで、我々以外の責任もある」としたうえで、2点目のチャンスとなったシーンに言及。「レフェリーも人間なんだ。彼はミスを犯し、すぐに気づいて謝っていたよ」と続けた。

「残念ながらこのような結果になってしまった」

「この試合の決定的な出来事で私たちは明晰さを失ってしまったんだと思う」

「我々は試合に勝ちたいという気持ちは強いが、あの出来事で混乱してしまった。あの瞬間に冷静でいることは、誰にとっても難しいだろうね」

「(最後のシーンで)ディフェンスを2枚だけにしたのも失敗でしたが、あのアクシデントで全員の集中力が切れてしまっていた」

「あれだけのチャンスを作っておきながら、1点だけというのは物足りない。それが最大の心残りだよ。もう一つは、誰もが知っていることだけどね」

2022/1/18 10:49

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